橋本梨園・橋本哲弥さんインタビュー 梨農園のこと色々聞いてみた。

千葉県白井市橋本梨園
橋本 哲弥さんにお話しを伺いました。
インタビューしたのは2019/11/18
梨の収穫もほぼひと段落ついた時期です。

橋本 哲弥さん プロフィール

橋本 哲弥さん プロフィール

 

茨城大学農学部卒
企業の園芸事業部に勤務後に退職後、フリーのライターに転身
同時に就農し農業を始める。
現在は農家をしながら、農業・園芸関連の実用書、雑誌などで執筆
食べ物関連のフリーペーパー、メルマガ、webライターとしても活動中
講師やパネリストとして農業のリアルを伝える活動も精力的におこなっている。

執筆・メディア掲載・出版多数
詳細はこちらから

農業よもやまばなし PROFILE

話を聞きつつ梨園を案内していただきました

梨の枝の剪定 太いのを剪定する

梨の枝の剪定 太いのを剪定する

 

この枝はもう切らなきゃなぁ

 

ぱっと見、太くて丈夫そうな枝に鋸をあてながら
そう呟く橋本さん。

素人目には美味しい梨を実らせてくれそうに見えますが。

 

ここまで太いと枝に栄養がいきすぎちゃうんですよ

なので切断します、準備はできていいますし

 

ーなるほど。

ー枝が太いと果実に行くはずの栄養が
枝に流れてしまう、
そういうものなんですね。

ーって、準備ってなんですか?

そう聞くとその隣の枝を指さします。

梨の枝の 剪定後の後継の枝を育てる

今鋸をあてていた枝の左側に
剪定される枝より明らかに
緑がかっていている枝がありました。

この通りもう誘引済みなので

剪定した枝の代わり、ですね

 

さらっと『誘引済み』って単語が出ました。
私はその場にいたので流れでわかりましたが
簡単に説明しておきます。

誘引とは

誘引とは、剪定した梨の木の枝を
針金や支柱に結びつけて
枝を伸ばしながら固定していく工程です。
下の写真のように誘引します。

梨園 誘引解説

余談ですが
今年実がなる枝を結果枝(けっかし)と言います。
例えば先ほどもう剪定される太い枝は
今年まで結果枝となります。

また来年、再来年に実がなる予定
将来結果枝になる枝を予備枝(よびし)と言います。
この写真の枝がまさに予備枝ですね。

 

採る高さに合わせて梨の枝を誘引する

採る高さに合わせて梨の枝を誘導する

 

さきほど『誘引』の解説をしたところで
その誘引する為に梨園上方部に
線状のものが引いてあります。

各種作業や収穫する時の動きやすさを考えて
高さを設定するそうです。

うちの場合自分やパートさんのことを考えて
 
この高さにしています。
 
これが観光用の梨園や果樹園だと
 
子供が採ることも考えて
 
もっと低めに設定したりしてますね。

 

葉はギリギリまで光合成させるので間引きをしない

葉はギリギリまで光合成させるので間引きをしない

さっき太い枝を剪定する話が出てたので
梨の木の葉も早めに間引くのかな、
と思ったらそうではないそうです。

葉はギリギリまで日の光を浴びさせて
 
光合成することで樹木に栄養を蓄える役割があるのですよ
 
なので元気なうちは剪定はしません

 

光合成!
久しぶりに聞きました(笑)

光合成は葉が無いとできないので
 
落葉したら次に葉が芽吹くまでこの時期までの光合成の貯金で過ごすんですよ
 
そしてこの時期に貯めた光合成の栄養が
 
来年の梨の果実の質や大きさに直結します。
 
ただ枯れてしまったものや
 
弱って光合成が難しそうな葉は
 
剪定してしまいますね。

 

土を考えて雑草を梨畑に生やしておく

落ちた葉っぱを探そうと梨畑の土を見ると
もぐらが盛り上げた土があるのですが
それはまぁ見事なほどの黒茶色で
栄養がたっぷりありそうな土でした。

栄養がたっぷりありそうな土でした。

本当にいい色してますけど
もぐらが土の下を通ることで
耕しの効果があったりするんですか?

もぐらはさほど・・・・(笑)
 
もちろん効果がないわけないじゃないですが
 
耕すの視点だと雑草の方が役にたってます

 

雑草?

言われてみると確かに梨畑の下に
雑草がびっしりと生えています

土を考えて雑草を梨畑に生やしておく

 

素人考えだと雑草が土の栄養を
吸い取ってしまうイメージがありました。
なんというか畑にしゃがんで鎌もって

雑草はね、根っこから引っこ抜かないとダメなのさ

と言いながら
雑草を引っこ抜いている農家さんの絵が浮かびますが。

 

確かに雑草は土から栄養を取りますが
 
それ以外にもさっき言ってた
 
土を耕す、つまり土地を柔らかくしたり
 
微生物を根に集めて土の栄養を増やしたりするんです

 

え?そうなんですか?

 

まず根を奥に伸ばしていくことで
 
自然に耕していることになりますし
 
その根が枯れ朽ちると根があった部分にぽっかり空間ができます。
 
この空間があることで土が柔らかくなるんですよ

 

知らなかった・・・・

 

逆に根が無いと
 
だんだん土が固くなってしまうので
 
うちでは雑草は基本とりません。
 
もちろんどの雑草でも良いというわけはないですけど
 
こういう雑草は残しておきますね。

 

そういって教えてくれた雑草がこちら

 

そういって教えてくれた雑草がこちら

 

根がそこまで奥深くまで伸びず
土の上のでてている部分は低くめで
柔らかいのが良いそうです。

 

また当然雑草も植物なので光合成するんですよ
 
光合成でできた栄養の一部は
 
根から土の中に移るのですが
 
その栄養が微生物を集めてくれて
 
結果また土の栄養が増えることになります。

 

なるほどー

 

雑草の葉も根も枯れれば土に還りますが
 
その際に分解するのは栄養に惹かれて集まってきた微生物ですからね
 
微生物が集まれば集まるほど畑が肥えてくんです

 

畑の土を 手に持ちながら解説してくれる橋本さん

 

そう言って畑の土を
手に持ちながら解説してくれる橋本さん

さすがはご自身もライターさんなだけあって
説明がとってもわかりやすい
なんか私も農家さんを始めることができそうな
錯覚をしてしまいそうです(笑)

 

『今梨農家で流行りのジョイント仕立てなんです』

梨畑を案内していただいている途中に
こう楽しそうに言われまして

えーっと、ジョイント仕立てとは(笑)

言われるまま橋本さんが指さす方を見てみた絵がこちら

今梨農家で流行りののジョイント仕立てなんです

 

もう少し引きの絵がこちら
この方がジョイント仕立てわかりやすいですね

今梨農家で流行りののジョイント仕立てなんです

 

ジョイント仕立てとは
この写真のように『樹と樹をつなげる』ことだそうだ。

いろいろメリットはあるのですが
  
一番わかりやすいのは収穫時間の短縮ですね 
 
私やパートさん達の梨の収穫にかかる時間が
 
40%ほど削減できました。

 

40%!

ほとんど半分じゃないですか!それは凄いな・・・

その他にも、梨の木を植えてから
 
梨園として稼働できるまでの時間が早くなったり
(早期成園化、というらしいです)
 
樹と樹を繋げることで枝や果実の大きさが揃えやすい
 
などあるんですけどね。
 
まぁ、そこを話すと長くなるので(笑)

 

橋本さんの梨農園ノウハウツイートまとめ

ここに書いた事以外にも
橋本さんはTwitterで梨農園の方にとっては
使えるネタをツイートしてます。
月ごとにここに不定期にまとめていきます。
月以外は特に法則なくまとめてます。
(そもそも梨農園の法則がよくわからない(笑))
梨園のこと詳しくないですが、
梨農家さんのリアルが感じられて楽しい。

1月

 

 

11月

 

12月

 

 

 

 

生産緑地法の2022年問題

『あの空地も橋本さんの農地なんですか?』

生産緑地法2022年問題

梨園の隣にぽっかりあいた空地があったんです。
聞きかじった知識ですが
農地を休めるか聞いたことがあるのでそれなのかなー
とか軽い気持ちで聞きました。

あれは他の農家さんの土地ですね
 
あの状態なのでもしかしたら、もう少し後に
売るつもりなのかもしれませんね。

 
生産緑地の2022年問題ってやつですよ

生産緑地とは1992年に制定された『生産緑地法』で制定された土地制度

生産緑地とは1992年に制定された『生産緑地法』で制定された土地制度

ここで生産緑地について簡単に説明します。

生産緑地とは

1992年に生産緑地法で定められた土地制度

特徴は
1 30年間の営農義務
2 相続税の納税猶予
3 固定資産税の優遇
の3つ

ざっくり書くと

1992年に『ここ農地だから』って決めた土地は
納税とか相続で優遇する代わりに
勝手に土地売ったり、農地以外の用途で使うの禁止な
だから農業30年がんばれ

ってことです

生産緑地の2022年問題とは

生産緑地の2022年問題とは

さてこれで何が2022年に問題になるのかというと
この生産緑地は1992年に制定され
農地指定もこの年にまとめて行われました。

ということは
1992年から30年後の2022年に
30年間の営農義務が解除となり
農地を売却したり
宅地等別用途で届出をだすことが可能なるのです。

生産緑地の指定が解除されると
3 固定資産税の優遇
も無くなり一般と同じ扱いになり、
金銭的負担が増えることも
農地売却を後押しすのでは?
と言われています。

ちなみに世間一般で
生産緑地の2022年問題というのは
農地売却による地価の下落の懸念
を指すようです。

農家さんサイドの生産緑地の2022年問題の1つの事例

農家さんサイドの生産緑地の2022年問題の1つの事例

とはいえ農家さんサイドでの
2022年問題はもう少しいろんなことがあるようです。

なんらかの理由で離農して
例えばそれは年齢の寄る体力の衰えかもしれませんし
今年にあった台風のような突発的災害で
(台風の話はまた後ででてきますが)
再開が難しくなったりしたり色々あるでしょう。

ですが、生産緑地法で
30年間の営農義務が定められている以上
土地が売れないし用途変更もできないので
2022年がくるまで待つしかない、とかですね。

それがさっきの橋本さんの

あの状態なのでもしかしたら、もう少し後に
 
売るつもりなのかもしれませんね。
 
生産緑地の2022年問題ってやつですよ。

 

の言葉なのだと思います。

ちょっと補足すると
 
農地って農業できると認識されないと持てないんですよ
 
 
 
なんというか・・・
 
やっぱ地面をいじるものだからいい加減にはダメで・・・
 
農地として運営しようとしてみたけど
 
上手くいかなくて撤退することになってしまう場合
 
その土地ってほとんど荒地になってしまうんですよね
 
 
なのでこの緑地法は
 
しっかりと農業をできる人に農業を営んで欲しい
 
という意味をもつものなのだと思います。

 

橋本さんが就農以来一番厳しかった2019年

2019年を振り返ってどうでしたか?

2019年を振り返ってどうでしたか?

もう大変でした(笑)
 
 
前年の台風の影響による果実の小玉化
 
7月の天候不良に伴う幸水の収穫・出荷の遅延
 
豊水の生理障害
 
そして台風15・19号による果実と栽培施設への被害・・・・
 
私が就農以来最悪の出来の年でした。

 

>私が就農以来最悪の出来の年でした。

このフレーズがでるとは・・・・

いつもできてるような梨がまず無かったし・・・
 
それがまあ、精神的にも辛いんですけど
 
そうなると、やっぱり・・・・
 
お客さんの欲しいものを欲しい時にだせないことがあって
 
それが厳しかったですね・・・

 

収穫期を襲った台風15号と19号、そして大雨

ー今年(2019年)は例年より天災が多い年でした。

台風15号、19号に長期間にわたる大雨などありました。

実際に被害状況はどのようなものだったんですか?

果実の落下、擦れによる傷害
 
多目的防災網や梨棚基礎の破損
 
直売所や収納施設の損傷(窓ガラス、天井など)
 
販売面でもお客様対応などに追われたので
 
肉体的にも精神的に疲労しましたね

 

そういって梨畑の隅にある破れたネットを手に取る橋本さん

収穫期を襲った台風15号と19号、そして大雨

 

 

 

このネット、台風15号で
 
あそこの電線まで吹き飛ばされたんですよ(笑)

 

2019年台風15号 梨園 ネット吹き飛ばされた

 

 

 

ー駐車場飛び越えて・・・・

約100m近くは飛んでますね

今回の台風などの被害のうち
 
9割は補助金が出ることになりましたが
 
申請に色々手間が生じており
 
まだ完了しておりません。
(インタビュー時点です)

 

ーやはり、というか色々大変そうですね

ただ悪いことばかりじゃなくて
 
今回の台風で予約していただいた梨が
  
予約していただいた時期に対応できないことがあって
 
その時にキャンセルされた方もいたんですが
 
『橋本さんのところの梨が良いんです』
 
といって待って下さった方も少なからずいらっしゃって・・・
 
それはやはり嬉しかったですね
 
こっちは『お盆に間に合わせなきゃ!』と焦っていたんですが
 
こういうお客様は大切にしていきたいですね

 

ーそれは嬉しいですし

そういうことが分かったのは不幸中の幸いですね

 

あと、台風の被害があったとはいえ
 
うちの白井市、千葉県東葛地方はまだ
 
被害が少ない方なのですからね
 
梨以外の農家さん含めて離農する決断をせざるを得ないほどの
 
被害にあわれた方がいることも考えれば・・・

 

―今回の台風などから見えてきた課題や
梨農家さんの強い点ってありましたか?

米や野菜に比べ単価が高い果樹ですが
 
年に1回の収穫期が災害の多い時期とちょうど重なったり
 
一度受けた被害が翌年・翌々年の収量にも
 
影響を及ぼしたりするため、
 
経済的に大きな被害を受けやすいですね・・・

 

その他にも去年の台風の時に葉っぱが飛んでしまったので
 
思いのほか果実が小さくなってしまったり
 
気温が暖かいので果実が冬の休眠に入らない、
 
とかが起こるかも・・・

 

強い点については・・・・・
 
正直思いつかないですね。
 
前々から言われていた脆弱性が露呈した感じで。

 

ー今回の被害に関しては仕方ないと思うべきか
今後このようなことが定期的に起こりうると考えるべきか。

 

理想論を言えば後者で
 
危機管理という意味でも妥当なのですが
 
掛かってくいるコストが半端でないため
 
現実論を言えば判断が難しいところです。

 

台風でも被害を受けないような対策
 
例えば網を新しいものにする、強固にしたり、目が細かいのに備えるのが仕事だろうって
 
言われたらそうなんだけど・・・・

 

これが確実に毎年続くなら
 
これはもう備えるしかないんですが・・・
 
まだそうとも言い切れず
 
その状態で投資するとなると・・・
 
決して安い金額ではないので

 

他にもこのまま鹿児島と同じぐらいの気温なるって説もあるのですが
 
すると今の梨が作りにくくなるんですよね。
 
高温に強い品種もあるはあるのですが
 
やっぱり味の点でお客様に受け入れて貰えない可能性が高くて
 
そしたら冗談ですけど、もう梨は作らないって話も出るくらいで
 
 
その気温で作った梨が
 
果たして、マーケットインと言えるのかが・・・
 
もう代替の品種がなかなか作りづらいという、
 
梨業界の弱さがでてますね

 

ー業界って単語がでたところで
今回のことで梨業界全体としてでてきた課題もあると思いますが

 

さっきも言いましたが、ダメージを引きずりやすい。

他作物のハウス栽培農家でも起きている事態ですが
 
これを機に離農する人もかなり出てきている(特に高齢者)。

2~3年で収量はリカバリーできないんですよ

 

補助金を受けるためには 
 
施設の減価償却期間中は営農をせねばならず
 
となると耐用年数の長いものに適用できず補助を断念
 
結果、離農してしまう

 

細かく言うと

ニッチな設備なので大災害の際に施工してくれる業者が全国的に少ない
 
→見積もり取れない
資材の供給(生産)間に合わない
マンパワー不足で施工できない
 
→国の補助申請期間注に間に合わない
 
→申請できない
 
→離農。
 
っな流れですね・・・

 

ーちょっと話がかわるんですが
去年(2018年)5~6月くらいに
普段より梨の成長が早くで収穫が前倒しなるかも
って橋本さん言ってましたよね?
でも、結局ほぼ例年通りの収穫時期で落ち着いた

 

あれね(笑)
 
例年より気温が高くて育ちが早かったのですが
 
高温で昼夜の温度差がなく
 
結局収穫が遅れて例年通りになりまして。

 

ーじゃあ、結局そこは特に変わらず、と。

 

いやそれが良かれと思って
 
「お客様に早めに注文ください」としたアナウンスが
  
首を絞める結果になって・・・
  
当然荷がなかなか出ない、
日付指定に間に合わない、
催促と問い合わせに苦慮
 
となりました(笑)

 

梨業界の未来と課題

梨業界の今後と未来

―梨業界の今後について少し聞かせてください。
橋本さんを含めて、梨業界を進化させていく
動きはどうなんでしょうか?

私が就農した12年前に比べて
明らかに栽培環境が変化している
(気候だけでなく経済等においても)。
 
広義の意味で「現在」に合わせた
 
そして「未来」を見据えた農業をしていかなければならない。
 
we must change to remain the same.
(変わらずに生き残るためには、変わらなければならない)
 
ルキノ・ヴィスコンティ監督の名画「山猫」に出てくるイタリア老貴族の言葉

 

『良いものを作れば売れる』
『作れば作るだけ売れる』というプロダクトアウトの時代には
農家は職人でよかったが 
 
モノ余りの今はマーケットインの発想を持ち
また自らが価値を想像するという仕事をしていかなければいけない。
 
というか今更こんなことを言っている時点で相当遅れている。

 

梨業界の未来の話になると
橋本さんの顔が凛とした表情に変わる。
それだけ梨業界の課題を肌身に感じているのだろう。

 

団塊世代の年齢によるリタイアで
産業構造が大きく変わるので次を担う世代には今大きな変化の中に
自分たちがいるということを意識して
梨作りのプロだけではなく
経営者としての矜持を持って農業に従事してもらいたい。
 
 
とりあえず来年は「復旧」。そこにコストを掛けたい。

 

ーこんなのできたらいいな
みたいなのはありますか?

 

そうですね・・・・
 
研修制度とか欲しいかな

 

ー研修制度、ですか?

 

そう、農家さんを始める人は
 
全員受けなきゃいけない研修

 

ーまたどうしてです?

 

研修うけたら『共通言語』が使えるじゃないですか?
 
そしたら課題が共有できる
 
共通意識をもって対処できるんですよ

 

ーえーっと、言葉が通じないんですか?(笑)

 

日本語としては大丈夫なんですが
 
農作業中に使う単語とかが農家によって違うなんてことがザラなんですよ
 
農家さんなんて、大多数親父の仕事を継いでるから
 
その家だけのローカル言語がたくさんある。
 
それが各農家で集まっても全然話が進まないことがあって(笑)

 

ーそうなんですね(笑)

 

だから『課題を共通意識として対処』
するまでのハードルが高いんですよ
 
まず相手の言語理解から始めるので(笑)
 
なので、農家を始める時に研修を受けて貰えたらみんな共有言語を持てるので
 
課題の共有も今よりはスムーズにいくかなって。

 

個人では課題持ってるんですけど
個人でできるレベルでしかないから
その課題を共有して何とかしようってなりにくくて・・・・
 
みんなでその課題を共有すれば
これはみんなでならできるよね、とか
大きい企業や団体に依頼してみようとかといった動きに繋がるかもしれないのに
 
 
だから業界で解決に規模感が必要な課題が
ずーっと終わらないままなんです

 

 

橋本梨園の橋本さんのインタビューは以上になります。
お忙しい中時間をとっていただき感謝の念に絶えません。

梨農園の運営大変だと思いますが
ぜひ来期も橋本さんの美味しい梨を
届けてくれることを今から楽しみにしています。

 

 

  CafeSK カフェサク お問い合わせ 事業計画書作成サポートの詳細や ご依頼をご希望の方はこちら 事業計画書作成サポートの詳細とサービスの意義 カフェをはじめるまでのスケジュールを知りたい方はこちら 失敗しないカフェ開業スケジュール表 ~準備とやること~ note登録バナー 
おすすめの記事