池袋東武百貨店のイベントThe TASTE of COFFEE(ザ・テイスト・オブ・コーヒー)のレポと感想です。
池袋東武百貨店で今年で
4回目の開催になるIKEBUKUROパン祭り
の開催に合わせて全国から話題のコーヒーのお店
15店を集めたThe TASTE of COFFEE(ザ・テイスト・オブ・コーヒー)
が初開催されました。
開催日程など情報詳細はこちら記事で
面白かったお店をいくつか紹介したいと思います。
Contents
Nagasawa COFFEE(岩手・盛岡)
喫茶いずみさんのおすすめのコスタリカを
目指していったのですが
残念ながら今回のイベントでは持ってきて
いらっしゃらなかったので
ブレンドとエチオピアのやや浅煎りを
試飲させていただいた上で
エチオピア・イルガチェフ深煎りを購入しました。
最近焙煎機を新しいものにされたそうで
結果豆の甘みがより引き出しやすくなったそうです。
試飲させていただいたエチオピアは
エチオピアらしい華やかな味わいは残しつつ
後味が丸く穏やかですっきりと
開店時から変えていないとおっしゃっていた
ブレンドは苦味・甘味・酸味のバランスがよく
飲みやすい一杯でした。
買った豆も淹れるのが楽しみです。
REC COFFEE(福岡)
試飲でHAKATA BLENDをいただきました。
美味しい苦味が前にでて
でも変な主張はしていないので
とてもすっきりして飲みやすかったです。
nichinichi (東京・新百合ヶ丘)
残念ながら話題の食パンは売り切れだったので
アンパンにしました。
かわいいサイズで小柄だけど
中のあんはさっぱりしっとり
とても食べ応えがあるアンパンでした。
セテュヌボンニデー 向ヶ丘遊園
アンパンと一緒に食べようと
別のお店でクロワッサンも買いました。
クロワッサンを食べたかったので
特に下調べもせず買ったのですが
しっとりした口当たりに
小麦とバターのほのかな甘さがふんわりと広がる
とても美味しいクロワッサンだったのでした。
写真だとまるでクロワッサンフランボワーズを
買ったような一枚ですが実際に食べたのは
その右横のシンプルなクロワッサンです(笑)
single O シドニー(両国)
そのパンにどこのコーヒーを合わせようかと
フロアをあっちいったりこっちいったりふらふら。
お店によって豆売りと試飲だけでなく
ドリップもできるお店もあってその中から
シドニー本店で両国にロースターがある
single Oさんにすることに。
メキシコのSTARMAYA。
なんでも2050にスペシャリティーコーヒーの品種が
無くなる可能性があるそうです。
以下、singleOさんのサイトから引用
未来を支える新品種:コーヒーの生き残りをかけた最後のチャンス
嘘のように聞こえるかもしれませんが、
2050年を迎える頃にはコーヒーが
この世からなくなってしまう可能性があると言われています。実は気候変動やリソース不足のために進まない品種改良、
生産者の経済的な苦境など、さまざまな要因によって
コーヒーの存続が現在危ぶまれているのです。
おまけに需要はこれから数十年で倍増すると予測されているため、
2050年には全世界で1.8億袋ものコーヒーが
足りない状況になるとさえ考えられています。
こんな危機的状況から私たちを救ってくれる
スーパーヒーローは残念ながらいませんが、
コーヒーの品種改良や生産者の生活水準向上を使命とする
非営利団体のワールド コーヒー リサーチ(WCR)[AY1] が
かなり近い存在だと言えるでしょう。
Single Oも「No Death To Coffee」プロジェクトを通して
WCRをサポートしており、ついにこの度
疫病や気温上昇に耐えうる新たなハイブリッド種が誕生しました。
初めていただいたのですが
浅煎りでも滑らかな口当たりで
コーヒーの苦味と甘味が口の中を
なまめかしく絡みついて
その味わいを土台にして
酸味がくっきりと舌の上に現れます。
ちょっと面白いタイプのコーヒーです。
全然話変わるんですけど
このシンボルマーク個人的に好きですね。
この後タンザニアも試飲させていただきました。
963(クラムチャウダー) 千葉県船橋市
試飲を含めるとこの時点で
7~8杯コーヒーを飲んでまして。
さすがにちょっと飽きたなぁ、と
思ってたところでなんか見たことがる看板が。
先日行ってきた
第1回日本クラムチャウダー選手権withパンフェスティバル
で優勝した963さんが。
お話を聞いたら
このクラムチャウダー選手権で優勝したことがきっかけで
今回のこちらの催事にもオファーが来たそうです。
コーヒーまみれの口の中をリフレッシュさせてくれる
恵みのクラムチャウダーでした。
写真だと伝わりにくいのですが
スプーンですくうと具がゴロゴロして
食べ応えもばっちりでした。
さすが日本一のクラムチャウダーです。
ちなみに963さんはレストランでも無ければ
洋食屋さんでもなく、ラーメン屋さんです(笑)
山形こめぐら熟成SANYOCOFFEE 山形
クラムチャウダーで口の中が
すっきりしたところでコーヒー巡り再開です。
焙煎して寝かせ
さらに挽いてからも寝かせるという
SANYO COFFEEさん
焙煎後のコーヒーの油を大幅にカットする
焙煎機にを使用しているのこともあり
試飲させていただいたコーヒーは
AND COFFEE ROASTERS 熊本
熊本から出店してきてくれた
AND COFFEE ROASTERSさん。まず試飲で
エチオピアのブク。
エチオピアというと
日本人が好きなイルガチェフのフルーティーな味わい
のイメージがありますが
今回いただいたブクは
フルーティーを通り越して
パッション・ハイビスカスのような
(我ながらもうちょっと別の表現はないのか、と(笑)
華やかさ爆発な味わいでした。
これは浅煎りじゃないと体感できないですね。
ルワンダのギブベルト
フルーティーなのですが
さっきのブクに比べると
着物美人のような華やかさで
温度が下がるにつれて
香りと味わいが開いていくさまが
楽しい一杯でした。
普段行けないお店を中心に回りましたが
どこも個性的なんて一言で片づけられない
強烈なオリジナリティを感じました。
時間の関係もあり全店回れなかったのが
本当に心残りでした。
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