船橋珈琲フェスティバル2017 ~コーヒーに意志を乗せるということ~

船橋珈琲フェスティバル2017 ~コーヒーに意志を乗せるということ~

コーヒーに意志をのせる

船橋珈琲フェスティバル2017に行ってきました。

強い印象が残ったお店は
一杯に意志が乗っていたように思えました。
いや、乗っていました。

一杯に淹れ手の意志を乗せる、というのは
文字にすると簡単ですが
それをコーヒーとして表現するとなると非常に難しいことです。

豆の産地や出来具合
焙煎の機器や手順や方法
どう保管する
どう淹れる

全てにおいて体験というか
お客様相手に淹れ続けているお店でないとできない表現なんですね。

そしてそれを表現できるお店がこんなに集まったことに感動を覚えました。
なので、感じたままに感想を書いてみました。
なんか恥ずかしいので店名は書きません(笑)

それぞれのお店に感じたイメージ

中煎りなのにフルーティーなまるで浅煎りのような感覚が鼻腔をくすぐります。
でも、浅煎りよりもまろやかな味わいと口の中に漂うふんわりとした香り
一豆一豆とまるで会話しているみたいに丁寧に焙煎している絵が浮かびます。
と、同時に淹れ方に幅を持たせることができるイメージを受けたので
長い間いろんなお客様が来店する場所で
いろんな嗜好に応え続けてきたし
これからも応え続ける、という意志を感じました。

浅煎りの中でも浅煎り。
淹れ方で宝石にも石ころにもなりそうな豆。
1口飲んで広がる甘い味わいと柔らかな酸味。
酸味が苦手で浅煎りを敬遠しがちな人でも
穏やかな心で珈琲に体を委ねることができる一杯
浅煎りの抱える一般的な弱みをドリップスキルで昇華させて
独りよがりに豆の魅力を楽しむのではなく
老若男女問わず豆が実であることを伝えたい、という意志を感じました。

最初の1口は軽やかな口当たり
一瞬中煎りかな、と思った途端の厚みのある味わい
しっかりとした深煎り。
焼きに年季を感じる深煎り。
でも後味に苦みがない。
深煎りなのに一切焦がしがない
だから、昔からのコーヒーには感じたことがない
石清水を飲んだ後のように後味がたなびいて消えていく
古くからのお客様が笑顔になるコーヒーのビジョンと
プロが経験と成長を経て見えてくる焙煎、淹れ方の新しいビジョン
この2つを同時に追求し続ける、という意志を感じました。

厚い。
なんて厚みだ。
深煎りで細かくミルされたコーヒー豆を
どれだけの時間をかけて淹れたのだろうか
コーヒーの粉の量ではなく、落とす速度でこの厚み。
楽しいコーヒーの苦みの厚み。
そのまま終わるのかと思いきや
ラスト2秒でバターのような甘さで余韻が消える
職人心と遊び心を忘れない、そんな意志を感じました。

太い。
豆が太い。
味の変化や味わいが楽しい他のお店と違い
舌の味わいに始まり
口の味わい
喉の味わい
胃の味わいまで
清々しいほどに真っ直ぐな中煎り。
普遍の強さを焙煎の世界で表現したい、そんな焼き手の意志を感じました。

それぞれの豆がそれぞれを引き立て
それぞれが交じり合い
最後に1つになる。
その丸く広がる穏やかな甘さと苦さのまとまりは
コーヒーを初めて飲む人も
名店を渡り歩いて飲み比べをしている人も
仕事としてコーヒーに携わっている人も
全ての人の心を落ち着かせる一杯
なのに媚びてない。
まったくもって媚びてない。
自分のコーヒーを貫くことと
コーヒーに関わる全ての人に彩りを、そんな意志を感じました。

円。
苦みと甘味がコーヒーの香りに包まれて
くっきりと円を形作っています。
極上のオレンジ畑に迷い込んだような
全身から染み入る不思議な味わい
長年焙煎し続けてきた焼き手の想いを礎に
生きる楽しさと希望をドリップポットに詰めて
日常を笑顔で歩きだそうとする人に淹れ届けたい
そんな意志を感じました。

最後に

その場で美味しいだけでなく
未来を見据える確固たる意志と
目の前にいるお客様に向き合い続けることが作る至福の一杯

これが飲めるってたぶんとっても幸せなんでしょうね。

 

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