千葉県松戸市みのり台CAFE MOGMOFさんと八柱の21世紀森と広場

     

千葉県松戸市八柱にある
惹かれるカフェMOGMOFさんと
その周りの楽しいグルメなお店達に
21世紀森の広場をご紹介します。

千葉県松戸市の八柱とみのり台

八柱というのは出来すぎな街だ。

新京成電鉄『八柱駅』と
JR武蔵野線『新八柱駅』が重なるターミナル駅で
千葉県内の移動も都内のへのアクセスも
さらに埼玉県方面へも行きやすい。

ちょっと南に行けば都営浅草線直結
北総公団鉄道『東松戸駅』があるので
都内や羽田空港、成田空港まで一本で行ける。
東京駅と同義の日本橋駅なんて
30分ちょいで着いてしまうのだ。
駅前にもほどよく商店街と
大規模スーパーマーケットがあるので
生活必需品も揃いやすい

八柱中央商店街

景観も見どころがたくさんある。
例えば『日本の道100選』に選ばれた
常盤平さくら通り

常盤平さくら通り

写真は夏の道なのですが桜の季節になると
生繁っているサクラの葉がすべて
花で埋め尽くされて
それはそれは壮観な眺めなのです。
毎年4月の第一土曜日曜に開催される
『さくらまつり』はこれはもう大賑わい

その常盤平さくら通りに沿って北へ行くと
緑が多い拓けた場所があります。
これが八柱に来る理由№1と言われる21世紀の森と広場です。

とにかくでかい!21世紀の森と広場

まず入口にイベントを数多く開催する
森のホール21があります。
ここでコンサートやライブが
頻繁に開催されており
外から八柱に来る人はだいたいここに向かいます。

そしてみんな言う言葉が
『夜が暗い』
と(笑)

すぐに線路を渡ってさくら通りにでればまだ暗くないんですけどね(笑)

森のホール21

ただこの大きな森のホールも
21世紀の森と広場の前説にすぎません。
そのすぐ奥には
自然豊かで県内でも屈指の面積を誇る公園が広がります。
てゆーかこの入口に来ると
これから私に訪れる穏やかな時間を想像して
テンションがハイになります。
(全然穏やかじゃない)

21世紀の森の広場 入口

なぜならばここのここからちょっと歩くと・・・
見てくださいこのピクニック欲を全力で
煽られる見渡す限りの緑の広場を。

21世紀の森の広場 広場

家族連れが多い原っぱで
一人寝っ転がっているおじさんがいたら
私かもしれません。

ただあまり原っぱには行かないのですよ。
なぜならそこに橋があるから。
しかも渡るんじゃなくてくぐる方。

21世紀の森の広場 広場 橋

この橋の下は誰かがダンスしたりスケボーしたり
この日はトランペットが鳴り響いてました

21世紀の森の広場 トランペット

この橋をくぐると見えるこの千駄堀池がほんとに好き
視界がグンと拓けて心もウキウキします。

21世紀の森の広場 千駄堀池

21世紀の森の広場 千駄堀池

ちなみにこの千駄堀池横にカフェという名の
なんでも食堂があります。
カレー、ラーメンなんでもござれ。
カフェというより昭和の喫茶食堂感。

21世紀の森の広場 千駄堀池 カフェテラス プレリュード

千駄堀池を西側から回ると
池の突き出した離れの小屋があります。

21世紀の森の広場 千駄堀池 小屋

ここからの360度池の景色がまた綺麗

21世紀の森の広場 千駄堀池 小屋

ここまでは公園的な自然でしたが
この21世紀森の広場、
歩く場所を変えると急に自然色が強くなります。
千駄堀池を東側から回るとせせらぎに出くわします。
もういつまでも眺めていたい
ないかから逃避したい

21世紀の森の広場 千駄堀池 せせらぎ

21世紀の森の広場 千駄堀池 せせらぎ

21世紀の森の広場 千駄堀池 せせらぎ

小川で十分せせたげたら、お次は山の中へ

21世紀の森の広場 山の中

さほど長くない道のりですが
確かに山です

21世紀の森の広場 山の中

そして突如現われる竪穴式住居の錯誤感が面白い。

21世紀の森の広場 縄文時代 竪穴式住居

なんでも縄文時代の遺跡や遺物が
多数ここから発掘されており
この21世紀森の広場敷地にある
松戸市立博物館に展示してあるそうです。
なので竪穴式住居を作ってみたのだとか。

21世紀の森の広場 松戸市立博物館

さらに場所を変えると今度はお花畑

21世紀の森の広場 千駄堀池 お花畑

21世紀の森の広場 千駄堀池 お花畑

そしてこのお花畑の奥に広がる
田舎感溢れ出る炉端道

21世紀の森の広場 炉端

21世紀の森の広場 こめっこクラブ

暫く歩くと茶屋があります。
その名も『里の茶屋 みなり』

21世紀の森の広場 里の茶屋 みなり

21世紀の森の広場 里の茶屋 みなり メニュー

その横に広がる謎のイスと机

21世紀の森の広場 里の茶屋 みなり テラス

最初なんでこんなところに?
と思ったのですが
どうやら里の茶屋のテラス的立ち位置のようです。

って、この記事21世紀の森の広場の記事じゃなかったな
ついついこの公園が好きなもので(笑)

脱線ついでに千葉県で個人的によく行く公園が
ここ21世紀森の広場と

成田山公園
市川植物公園

の3つありまして。

この3つの共通点が

『公園が周りの土地より下部に位置していること』

なんですね。

おかげで周りの景色が
まるで森林に囲まれているみたいなので
大自然のど真ん中にいるようでなんか落ち着くのです。
下の写真は市川植物園(大町公園)。
公園というか、もうただの野原と山(誉めてます)

市川植物園 大町公園

公園の話はこれくらいにするとして
(きりがない)
南側に目を向けると一見ここも公園かと
思ってしまうほど広々とした場所八柱霊園にでます。

八柱霊園

最近改装整備が終わって綺麗になり
地元の人の散歩コースになっていますね。

さらに八柱霊園の松飛台側の通りは
先ほど紹介した常盤平さくら通りとはまた別の
千葉県でも有名な桜の名所で有名な通り。

常盤平さくら通りがくねくね曲がっているのに対し
こちらは綺麗な一直線なのでまさに『桜のトンネル』
お祭りなどで賑やかになるのは常盤平さくら通りなのですが
個人的にはこの松飛台側のさくら通りの
一面全て桜で圧倒される桜のトンネルが好みだったりします。

ここまでまったくカフェの話をしていません。
それで何を書きたかったというと
この八柱という町はなんとも住みやすい街なのです。

そう、こんなに『住みやすい』

なのに地域としていまいち盛り上がっていなかった

 

この『盛り上がっていなかった』は
完全に個人的感覚なのですが

昔から続くお店はある一方で
なかなか新しいお店始まらない

始まってもなかなか続かない印象がありました。

なのでいつ歩いても
同じ景色だし同じ気配

もちろんそれまで頑張ってきたお店は
地域の方々に支持された素晴らしいお店だろうし
それはそれで八柱の文化を担っていたとは思うのですが
新しい風がなかなか入ってこないので
いつまでたっても同じ文化、同じ景色のままでした。

 

 

さてそんな八柱周りなのですが
ここ数年で変わり始めました。

 

この仕事をしていると
物件や立地をしょっちゅう調べますす
クライアントさんの状況や事業計画を把握した上で
実際に勝算がある物件を一緒に選んだりします。

 

この時に、立地条件だけみれば
ちょっと厳しい物件だけど
周辺のお店(飲食店以外も含みます)や活動が
面白い土地で、それが1つの集客要素として
計算できるレベルに達しており
(ここの判断がとても数値かしにくいのですが・・・)
売上が成立しうるパターンがあるのですが
まさにこのあたり、
八柱駅からみのり台駅の線路横の県道281号線沿いに
個性的で面白いお店が集いつつあるのです。

今日がっつり記事にさせていただくのは
その中のCAFE MOGMOFさんなのですが
せっかくなのでその他のお店も簡単にご紹介しようと思います。

この記事をきっかけにどこかのお店にに足を運んで
美味しい時間を過ごしてくれたらとっても嬉しいです。

松戸市八柱みのり台グルメマップ

今からご紹介するお店のざっくり見取り図です。

千葉県松戸市八柱みのり台美味しいグルメマップ

 

① SLOW COFFEE(スローコーヒー)

SLOWCOFFEE 八柱

SLOWCOFFEE 八柱 コーヒー

フェアトレードのコーヒー豆を扱う自家焙煎珈琲店です。
千葉県内はもちろん都内でも
根津のCOUZT CAFEさんとか本郷の麹中さんとか。
SLOW COFFEEさんの豆を扱っているカフェや飲食店をよく見かけます。
ちなみに1階の美容室Visageさんと業務提携しているので
よくお店にオサレ美容師さんがいらっしゃいます。
ハンドドリップかフレンチプレスでコーヒーの淹れ方を選べます。
ガラスの奥でわんちゃんがトリミングしてることも。

② せんぱく工舎

せんぱく工舎

せんぱく工舎

② せんぱく工舎

せんぱく工舎 TAWARACOFFEE

八柱駅から八柱霊園に向かう大通り。
石屋さんやお花やさん、会食ができるお店が
続く通りに八柱の不動産屋さん
『omusubi不動産』が関わっている
カフェやイベントなどの多目的スペースがあります。
複数の店舗がそれぞれ異なった営業日、営業時間でお店を営んでいます。
週末に営業しているお店が多いです。

③ ONE TABLE

③ ONE TABLE

 

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【OneTable営業日/木曜9:00-18:00 金曜9:00-17:00】 @yuk_mayum · こんにちは。 ym.7月最後の営業日です! · 告知前にも関わらず、 すでに人気のプラムシロップ🍑 完熟プラムを使用しているので 身を潰しながら 飲んで頂くのがおすすめ。 しゅわしゅわっとソーダで爽やかに。 テイクアウトも可能です🍹 · 金曜日は17:00まで。 お待ちしています^^ · ————————— <One Table 営業時間> 各曜日ごとに営業時間やメニュー内容が異なります。 土/9:00-18:00 @onetable.2016 日/12:00-21:00 @solotto.yui 月/11:30-18:00 @coffret_damour 火/ 10:00-19:00 @tokoacoffee 水/10:00-18:00 @and_coffee0506 木/9:00-18:00 金/9:00-17:00 @yuk_mayum 金/19:00-22:00 @kinyo.yoruno.shokudo ————————– #onetable#chiba#cafe#coffeeshop#coffee#morning#lunch#teatime#千葉#松戸#八柱#千葉カフェ#松戸カフェ#八柱カフェ#カフェ#カフェ巡り#コーヒーショップ#コーヒー#モーニング#ランチ#ティータイム#おやつ#サンドイッチ#キッシュ#カレー#プリン#ティラミス#クレープ#プラムシロップ#プラムソーダ

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先ほどご紹介したせんぱく工舎と同じく
『omusubi不動産』がてがけるカフェスペースです。
こちらは毎日営業していますが
曜日ごとに店長が変わるシステムです。
同じ場所でも、お店の主が変わるだけで
同じ景色なのにたくさんの違和感に囲まれて
ちょっと新鮮です。
ちなみに『omusubi不動産』はこの隣です。

omusibi不動産 松戸市八柱

火曜日 ケノハレcoffee

火曜日 ケノハレcoffee

OneTableさんの日替わり店舗の中でも
個人的に一推しなのが
2020年12月から火曜日担当のケノハレcoffeeさん
神保町のカフェで働いているオーナーさんが
浦安の『ゆうかCoffee』の豆で淹れたコーヒーは
優しい苦さと甘さが楽しい一杯で
日常にちょっと嬉しい時間を添えてくれます。
まさに『ケノハレ』ですね

 

④ 天ぷら旬彩 天つね

天ぷら旬彩 天つね 八柱

天ぷら旬彩 天つね 八柱

先ほど紹介したOneTableさんからすぐにある
天婦羅専門店です。
シンプルだけと品のある店内
繊細に丁寧に仕事されている天婦羅
複数人数で楽しむもよし
カウンターで1人ゆっくりするのも良しです。

⑤ やはしら すし勘

⑤ やはしら すし勘

八柱駅近辺で美味しいお寿司をいただきたいならこちら。
本当にいい仕事されています。
全面禁煙なのもまた嬉しい。

⑥ BELLA VISTA(ベッラビスタ)

⑥ BELLA VISTA(ベッラビスタ)

⑥ BELLA VISTA(ベッラビスタ) メニュー

八柱マダムご用達のイタリアレストランです。
平日、休日問わずランチは大人気です。
カウンター席もあるので、混んでいても
1人なら入れたりもします。

⑦ KATOPAIN(カトウパン)

⑦ カトウパン

地元で人気のベーカリーショップです。
それほどたくさん作っていないからか
営業時間終了間際だとほとんど何もないこともあります。
パンの美味しさももちろんですが
通りの立て看板でもなにかを話題のお店です。
ちなみ下の立て看板が2019年の改元をきっかけにした
10連休GW終わってすぐのです。
このシュール感好き。

八柱 カトウパン 立て看板

⑧ Ros Siam(ロッサィアム)

⑧ ロッサィアム

八柱駅から歩いて5分ほどの場所にあるタイ料理のお店です。
トムヤムクンやレッドカレーといった
日本人でも知ってるメジャーなものから
現地の人が好むマイナーメニューまでいただけます。
個人的には写真の
『カォカィチァオ(タイ風卵焼きご飯)とトムヤムスープ』
がお気に入りです。

⑧ Ros Siam(ロッサィアム) カォカィチァオ(タイ風卵焼きご飯)とトムヤムスープ 松戸市八柱

 

⑨ うなぎ割烹 にし村

うなぎ割烹 にし村

うなぎ割烹 にし村 うな重

こちらのお店は八柱駅よりみのり台駅が近いです。
かの有名な築地宮川さんで修業されて
『タレ分け』された方が営む鰻屋さんです。
私もいろいろなお店で鰻を食べましたけど
にし村さんのうな重をいただいて
鰻に対する価値感が変わりました。
鰻ってこんなに身と皮の間の美味しさが
官能的なものだったのですね
それがこの値段で、八柱で食べれるとか。
いい時代に生まれました。

⑩ 麺割烹 亀壱

麺割烹 亀壱

この県道281号線沿いは千葉県でも
ラーメン街道と言われるほど
たくさんのラーメン屋さんがひしめく地域です。
当然激戦区で入れ替わりも激しいのですが
その地域で2019年7月に6年目を迎えた実力派ラーメン店です。
正直もっとメディアで取り上げられてもいいと思います。

こちらの亀壱さんは別の時に個別で記事にもさせていただきました。

千葉県松戸市みのり台麺割烹亀壱さんの牡蠣ラーメンに学ぶ期間限定メニューの作り方

ちなみにGooglemapでは閉鎖になっていることがしばしば(笑)

⑪ Heart Live Cafe(ハートリブカフェ)

⑪ Heart Live Cafe(ハートリブカフェ)

⑪ Heart Live Cafe(ハートリブカフェ) コーヒー

 

⑪ Heart Live Cafe(ハートリブカフェ) メニュー

みのり台駅出て通りを渡ってすぐにある
色々なコーヒーが楽しめるカフェです。
初心者でもわかりやすくコーヒーを選ぶことができます。
たぶん10年以上は営業されているのではないでしょうか?
地元の人のハートをガッチリつかんでいる
まさに『ハートリブ』カフェです。

⑫ らーめん さんのじ

らーめん さんのじ

らーめん さんのじ

2019年にオープンした本格端麗系醤油ラーメン店です。
本当にキレッキレッの醤油ラーメンです。
全力でお勧めです。

⑬ 中華そば 志の田

⑬ 中華そば 志の田

ちばき屋出身のオーナーさんが営む
魚介風味が楽しい自家製麺のお店です。
魚介出汁のラーメン自体は決して珍しくないのですが
丁寧な仕事ぶりで他のラーメン店と差別化ができている実力店です。
つけ麺が人気ですが、個人的にはラーメンがお勧めです。

⑭ Grand Coeur(グランクール)

⑭ Grand Coeur(グランクール) 松戸市八柱

⑭ Grand Coeur(グランクール) 松戸市八柱

みのり台駅から歩いて3分のところにある
国産小麦と自家製の天然酵母、それ以外の材料も
食べる人のことを考えて材料を厳選して作っているパン屋さんです。
店内にも小さなカフェスペースがあって店内でもいただけます。
ちなみにコーヒーもあるのですが、
そのコーヒーはさきほどご紹介した
SLOW COFFEEさんの豆を使用しています。

⑮ MOKICHI 珈琲

⑮ MOKICHI珈琲 松戸市八柱

この看板見た時これ絶対美味しいお店、とピンときました。
それでコーヒー飲む気満々で入ったら豆販売専門店でした。
運がいいと飲める時もあるようですが、まだ飲んでないのです。
ブラジル・エチオピア・マンデリン・タンザニアなどなど
世界各国から選りすぐられた珈琲豆を楽しむことができます。

⑯ Tokoa coffee

⑯ Tokoa coffee

⑯ Tokoa coffee

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みのり台駅から歩いたら15分ほどでしょうか?
小さな商店街を抜けて住宅街のど真ん中にあります。
お店で焙煎している珈琲は
オーナーさんの性格に似たのか
優しい口当たりとまろやかな味わいです。
年代物のオルゴールが今でも現役です。
お店に行ったらぜひ1曲かけてもらいましょう。
ねじ式なので終わりに近づくと
メロディもスロウになるのが
終わりの哀愁と愛おしさを感じさせてくれます。

⑰ PINO pasta&caffe

⑰ PINO pasta&caffe

みのり台駅から徒歩2分
2020年7月にオープンしたパスタカフェです。
店名にカフェとあるのですが
パスタは正直専門店レベルの美味しさです。
特にソースの乳化具合が抜群なんですよ
私の好みにドンピシャというか(笑)
たぶんイタリアンの厨房で
がっつりやられてたんだろうなぁ。

⑱ 麺響 万蕾

⑱ 麺響 万蕾

⑱ 麺響 万蕾

2019年12月にオープンした
淡麗系のラーメンのお店です。
北習志野のゆきちさんにおすすめされて行ったお店です。
味の輪郭がはっきりしている一杯で
あっという間に食べてしまいました(笑)

 

CAFE MOGMOFさん

とまぁ、簡単に何店も紹介させていただきましたが
今回がっつりご紹介するのはCAFE MOGMOFさん

最寄駅は新京成電鉄『みのり台』になります。

新京成電鉄『みのり台駅』

改札を出て正面左側にさきほど紹介した
『Heart Live Cafe(ハートリブカフェ)』さんが見えます。

Heart Live Cafe(ハートリブカフェ)松戸市八柱

改札を出て右折すると交差点が見えます。
八柱方面に渡ってからさらに下の横断歩道を渡ります。
渡ったらすぐ左折します。
ちなみにここを曲がらずまっすぐ歩いて
2個目の路地を左折すると『Grand Coeur(グランクール)』さん
ひたすらまっすぐ行くと『らーめんさんのじ』さんがあります。

新京成電鉄 みのり台駅前交差点

右に曲がる路地がちょこちょこありますが
曲がることはありませんので、真直ぐ歩きます。
ちなみにこの路地を右折すると『麺割烹 亀壱』さんがすぐです。

新京成電鉄 みのり台駅付近 

左側に『うなぎ割烹 にし村』さんを見ながら
てくてく歩きます。

うなぎ割烹 にし村

黄色のCAFEの文字ののぼりが見えたらもうすぐそこ

CAFE MOGMOF(モグモフ) のぼり

こちらが今回ご紹介する
CAFE MOGMOF(モグモフ)さん。
ドアや窓枠に木をはめて
おうち使用からよそゆきになったハコの姿は
カフェらしいカフェ。

CAFE MOGMOF(モグモフ) 店頭

白いスペースに色違いのソファーたち
適度な空間の広さ
小さな雑貨やウォールアート
中の雰囲気もやっぱりカフェ。

CAFE MOGMOF(モグモフ) 店内

CAFE MOGMOF(モグモフ) 店内

人が落ちつくすべての要素を詰め込んで
さぁ、のんびりしてください。

そんな声が聞こえてきそう。

そんなカフェのつもりでメニューを見ると
ちょっと風向きが変わります。

CAFE MOGMOF(モグモフ) メニュー

この感じ。

お品書きから喫茶店の匂いがしませんか?

CAFE MOGMOF(モグモフ) メニュー ハイグレードコーヒー

HIGH GRADE COFFEEってなんだろう?

そう思って黒板を見る。

CAFE MOGMOF(モグモフ) 店内 ハイグレードコーヒーリスト 黒板

『エチオピア イルガチェフ G1』
といったすっかり見慣れた銘柄名や
『タンザニア AA オルディアニ』
『インドネシア マンデリン ミトラG1』
の文字を見るとスペシャリティーコーヒーのことのようですね。

 

 

ちなみに日本で古くからある喫茶店では
『コモディティー(Commodity)』
の豆を煎りを深めに使っていることが多いのです。

ちなみにコモディティー(Commodity)とは、
『売り買いするための商品』というニュアンスがあります。
なのでコモディティーコーヒーとは、
安定した供給が可能である大量消費型のコーヒーの意があります。

 

 

マンデリンを頼んでみました。

CAFE MOGMOF(モグモフ) ハイグレードコーヒー

とても綺麗に淹れてあります。
コーヒーを象徴するような厚みのある苦味と
所々にひょっこり顔をだす慎しやかな甘味

そして結構煎ってあります。
深めの中煎りか深煎りってところでしょうか。
このあたりの煎りの深さは喫茶店を連想させます。

もちろんカフェでも深煎りのコーヒーを
飲めるお店はありますが
流通手段の向上と相まって
丁寧に珈琲を作っている生産者さんの
お豆の良さを表現したいお店が増えてきて
どちらかというと浅煎りから中煎りで
コーヒーを表現するお店が増えたんですよね。

それはそれで素晴らしい文化の始まりだと思います。

イルガチェフのベリー感とか日本人大好きですし。

と、同時に昔はそこまで良いコーヒー豆が
手に入らない喫茶店
(というより、焙煎所ですかね)
がほとんどでした。
なので、深煎りにして
『美味しく飲めるようにしていた』
珈琲豆を美味しく淹れていたので
昭和の喫茶店は深煎りなものが多かったです。

今でも年配の方になればなるほど
コーヒー=深煎り
のイメージが強いです。

 

そんな喫茶店の文化がMOGMOFさんの
コーヒーのベースになっているのかなぁ

なんて思いました。

 

 

 

また別の日

ブランチの時間にお伺いすると
喫茶店の代名詞ともいえるモーニングが。

CAFE MOGMOF(モグモフ) モーニング メニュー

見てくださいこのメニューから溢れ出る
喫茶店のモーニング感たるや。

 

ドリンクだけ頼むつもりだったのですが
なんかウキウキしてしまい・・・

カフェオレをラージサイズに
バターのついたハーフトースト
ついでにつぶあんもトッピングしてました。

CAFE MOGMOF(モグモフ) モーニング カフェオレ

ちょっとカフェ経営的なことを書くと
同じ10時間営業なら
MOGMOFさんの8:00-18:00営業より
11:00-21:00営業の方が売上が上がることが多いです。

理由は簡単で、朝の時間と夜の時間の単価の違い。

やっぱ朝は単価低いんですよ。
なのにお客様からの
『モーニングやらないのー?』
の声は結構多いのです。

で、始めてみると意外に来ない
やらないのー、って言った人が来ない法則に名前つけたい・・・

なので、オープン時はモーニングしてけど
途中から中止してその時間を夜カフェ営業にあてる
お店がたくさんあります。

だって売上的にはその方がいいんですもの。

たぶんMOGMOFさんもそのことはよーくご存知な上で
モーニングをされているのかと思います。

 

素直に嬉しいです。

 

私も喫茶店のモーニング醸し出す
朝のお店の佇まいが大好きな人間なのですが
そこに煙草の煙があると
いささかげんなりしてしまい・・・

その点MOGMOFさんは全席全時間禁煙ですので
思う存分モーニングを満喫できるのですよ

ほんと嬉しい
大事なことなので2回書いた

 

 

 

 

 

そしてMOGMOFさんにきて
ぜひ頼みたいのがサンドイッチ

店頭にも
『COFFEE & SANDWICH』
としっかり書いてあります。

松戸市 カフェ MOGMOF店頭 『COFFEE & SANDWICH』

黒板にもサンドイッチのことが書かれています。

松戸市 カフェ MOGMOF サンドイッチ 黒板

個人的にこのこだわりの伝え方がしっくりきます。

食材の産地やブランド、品質のことには
一切触れずにMOGMOFさんが
サンドイッチに丁寧にこだわっていることが
ロジック抜きに伝わってきます。

 

 

個人的にお勧めなのがこのタマゴサンド

見てください、このビジュアル

CAFE MOGMOF(モグモフ) タマゴサンドとマンデリン

ふわふわのパンに
とろふわな黄身と白身がミックスされた
これぞ王道『タマゴサンドの具』

タマゴサンドを一口噛んで
噛みしめて、味わって、そして喉を通す

まだ口の中にタマゴサンドの余韻があるうちに
コーヒーをゆっくりと、ゆっくりと口に含む

 

最高の時間です。

 

さらに別の日はカツサンドにしました。

CAFE MOGMOF(モグモフ) カツサンドとブラジル

カツサンドって頼むだけで
なんかワイルドな気持ちにあります、

ってこれは私だけでしょうか?(笑)

ザクザクいわせて口の頬張るサンドイッチって
カツサンドくらいなもので、
他のサンドイッチって比較的無音で
食べることができるじゃないですか。

もともとサンドイッチが
イギリスのサンドイッチ伯爵が、
トランプでのギャンブルの最中に
興じながら食べることができる目的で
作られた食べ物ってことになっているので
(どうやら、これ作り話らしいです)
基本片手手間で食べられるものじゃないですか

なのにカツサンドの
『片手間で食べるの許さないよ』感たるや(笑)

とんかつ屋さんのカツサンドも
揚げザク、肉ジュワ感が半端ないですが
こういうお店のカツサンドもまた美味なものです。

 

 

まぁ、最近のサンドイッチは
片手間感を全力で無視して楽しんでるの多いですけどね。
こういうのとか(笑)

船橋珈琲焙煎所のBLTサンドイッチをついSNSにアップしてしまった経緯と動機を流れにしてみた

これはこれで大好きです(笑)

 

ちなみにこのMOGMOFさんのような
いかにもなサンドイッチですが
これ、日本でガラパゴス的に進化をしたものです。

カレーといいラーメンといい
最近だとお寿司がUSAにわたってできた
『カルフォルニアロール』を
逆輸入してまた美味しく改良したり
どうも日本という国は美味そうなものは
独自のアレンジを聞かせて改良しないと
気が済まない食いしん坊民族のようですね。

 

 

ちなみにまだ頼んでないのが
このメニュー右下にあるピザトースト
いつかアツアツのトースト咥えながら
チーズを伸ばして、ハフハフ食べたいものです。

CAFE MOGMOF(モグモフ) メニュー

 

 

 

 

 

 

日本の象徴が崩御することなく
平成から令和になったこの時代の前に

昭和という戦争と戦後をくぐり抜けた時代がありました。

東京の大地が全て焼け果てた時代がありました。

今でも都内を歩くと、
空襲を受けた方の弔う碑を至る所で見かけます。

 

 

この焼け果てた時代日本にコーヒーはありませんでした。

 

明治時代後期から
コーヒー自体は文化として根付き始めていましたが
戦争中は贅沢かつ敵国の飲み物として
輸入を禁止されて、解禁されたのは
戦争が終わって5年後のことでした。
(まぁ、進駐軍付近にはありましたが)

 

とはいえ最初は関税も高く高級品扱いで
一部の上流階級しか口にできません。

しかし税率が下がり、コーヒーの価格が下がり
高度成長期をゴリゴリに支えた人の日常の1ピースに
喫茶店がはまりだし、喫茶店は爆発的に数を増やします。

煙草の紫煙とサイフォンの湯気が立ち込める店内に
ただがむしゃらに働いて、結果として明日の日本を支えた
働きつくした人たちが訪れていた喫茶店。

サイフォンやハンドドリップで淹れるコーヒー
煙草をくゆらせながら新聞や雑誌
ナポリタンやサンドイッチ、
フライや生姜焼きなど『洋食』系の食事。

 

もとは海を渡ってきた喫茶店文化も
この高度成長期を経て日本で
ガラパゴスに進化していくことになります。

ただし日本にしては珍しく
食いしん坊魂ではなく
『働く人達の文化の一環』として
変容していました。
(もちろんハンドドリップの店舗が普通にあるとか
食いしん坊要素でも進化してますが(笑)

 

 

 

 

 

平成後期から令和にかけての
日本のカフェ文化は
1990~2000年代のスターバックスといった
シアトル系カフェの進出や
その時代のアメリカやヨーロッパのカフェ文化
またその時代の日本の飲食業界の特徴を捉え
今では、台湾や韓国などのカフェ文化を取り入れつつ
『新しく産まれた』ものが多いように感じます。

 

言い換えると
『喫茶店をベースにして進化したカフェ』
が驚くほど少ないのです。

高度成長期と成長とともに
大きな変化を遂げた喫茶店は
昭和50年代から減少の一途を辿ります。

どちらかというと
この時代に喫茶店という枠がある程度完成されてしまい
その枠が時代を徐々にズレてきてた時
進化せずに枠を超えることができないお店が
減っていってしまったのではないかと思います。

 

そんな中MOGMOFさんは数少ない
あの日本の文化の一躍を担っていた喫茶店が
枠を作らず進化していた1つの形なのかな、
って勝手に想像してしまいます。

 

まるで6600万年前にメキシコのユカタン半島に
巨大隕石が衝突して恐竜が絶滅していなかったら
今の時代にどんな姿で生きていたのかを
ワクワクしながらイメージした時に
コモドオオトカゲを目の前にした時のように。

 

 

そんな夢とロマンをMOGMOFさんから感じました。

 

 

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