カフェ開業資金調達で一番使う日本政策金融公庫ってなに?

     

日本政策金融公庫って?

前回の
銀行がカフェ開業希望者に融資をしない理由
の記事で
カフェを新規開店するときに使える公的な融資機関として

1 日本政策金融公庫
2 信用保証協会
3 商工会議所

とあげました。

あげておいてなんですが、商工会議所によっては
日本政策金融公庫や信用保証協会と繋がっていたりするので完全に3つが違うとも言い切れません
(その辺のことは、商工会議所のここで解説しますね。)

さて日本政策金融公庫とは
100%国が出資している【会社】になります。
日本政策金融公庫のサイト
政府直属の機関、ではなくあくまで民間組織、つまり会社扱いです。
とはいえ、国が株を全て保有することが決まっているので
だいぶ特殊な会社と言えますが。
そしてカフェ開業で一番利用されている金融機関も
日本政策金融公庫になります。

日本政策金融公庫の目的

会社業務内容ですが
国の政策の下、民間金融機関の補完を旨としつつ、
社会のニーズに対応して、種々の手法により、
政策金融を機動的に実施する。
だそうです。

強烈に意訳すると
『銀行が貸さない、もしくは借りられないけど、新規事業を始めたり業務拡大することによって、地域が活性化されたり、業界が盛り上がったり、社会が発展するような個人や団体に金利目的外で出資するよー』
という組織です。

よく
『無担保・無保証人で借りられるところでしょ?』
と聞かれますが、半分正解半分間違いですね。
上限2000万までは無担保無保証人で借りられる場合もある、というのが本当のところ。
ただカフェをはじめとした飲食店開業だと2000万以上借りることが稀なので
まだ融資経験がない方がそう解釈しているがあります。
また保証人はつける場合が多いです。

もっとも一般的な個人のカフェを初めとする最初の飲食店開業では
2000万出資するという条件が整うことがあまりないですけどね。

次回の記事の
カフェ開業資金調達での日本政策金融公庫のお勧め融資一覧
で、実際に日本政策金融公庫で使われている融資をピックアップして解説します。

 

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