Customer Interview 小尾あさみさん

小尾あさみさんは採用関係の会社で働きつつ
将来クレープを主商品として
カフェの開業やキッチンカー事業を
はじめることを視野に入れて動かれています。
なぜクレープなのか?
クレープを広めることで為し得たい未来はなんなのか
『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。
受けていただいた感想なども含めて
お聞きしました。

小尾あさみさんのこれまで

小尾あさみさんのこれまで

 

実は小尾さんとは今回初めて知り合ったわけではありません。
このサイトでも度々記事にしている
TABETEが主催するイベントでした。

TABETEさんでのインターン時代

そもそもTABETEとは
こんなコンセプトのサービスです。

 

『最後まで食べ切る』を応援する社会派サービス

「フードロス」削減のためのプラットフォーム

閉店間際など、まだおいしく安全に食べられるのに
廃棄の危機に面している食事を「食べ手」とつなぎ、
最後まで売り切ることを応援するプラットフォームです。

TABETE公式サイトより

このTABETEにまだ学生だったころ
インターンで来ていた運営側の小尾さんと
参加者としてその場にいた時に知り合いました。

そもそも小尾さんはなぜ
TABETEでインターンをしたいと思ったのでしょうか

 

もともと食品ロスに興味があって
国内NGOでインターンをしていたんです。
 
その中で食品ロスの話をしたり活動している間に
TABETEの篠田さんを紹介してもらい知り合いになったんです。
 
そこから、TABETEの目指す世界やサービスに共感して
させていただいていました。
 
それと同時に篠田さんのやっていた
食の交流会も運営に参加させていただいて・・・
 
たきざわさんと知り合ったのもそこでしたね。

 

小尾さんがTABETEでインターンするきっかけになった
篠田さんはTABETEで現在COOとして
新規事業立ち上げ、広報、SNSマーケなどを担当している。
最近ではAMPさんに取材されたり
日経新聞で取り上げられたり
NHK『ニュースウォッチ9』で取材されたり各メディアで引っ張りだこだ

 

"食"への意識改革を起こせ。フードロスのない社会を目指すコークッキングの狙いとは | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア

残さず食べてる? 食品ロス解消 事業のきっかけは白血病

 

そもそも前職はrettyさんに勤めていて
その時に瀧澤と知り合って以来の付き合いだったりする。

話を戻そう。

その篠田さんに誘われてTABETEでインターンを
やってみてどうでした?

実際にやっていたのは
飲食店へのTABETEの導入の営業でした。
 
わたしから見たらとてもいいサービスで
ユーザーはもちろん
飲食店の方にもメリットのあるサービスですが
実際になかなか興味を持ってもらえなかったり
手間を理由に導入されなかったりなどがあり
 
難しいなと思いながらも
作りたい世界(解決したい課題)があって
それに強く共感している仲間で仕事をしていくことは
とても楽しいしワクワクしていました。

 

それわかります!
 
飲食店にはメリットしかないサービスなんですけど
(詳しくはこちらの記事で書いてます)
なかなかオーナーさんにご理解いただけないこともあって
自分もしょっちゅうもどかしい思いをしています(笑)

 

小尾さんの現在 ~なぜ今クレープ屋さんなのか~

このままTABETEの話をしていると
盛り上がって終わらなさそうなので話題変えます(笑)

小尾さんは今現在はなにをされているんですか?

新卒採用の求人広告の営業を担当しています。
 
新卒を採用したい企業様に訪問し
採用のお手伝いをしています。

 

そこからなぜ『クレープ屋さん』を?
確かに学生の頃から食品ロスの活動をしたり
フードに興味があるのはなんとなくわかるけど

 

もともとやりたいことは
楽しい、ワクワクすることをやりながら
結果的に、不均衡さを
そう・・・・
 
『もったいないことをなくすこと』
 
なんです。
 
それの一つとして
フィリピンのマルンガイを応用して
クレープ屋をできないかなと。
 
それによって
フィリピンの農村部の貧困解決に
つなげられるようなことをしたいです。
 
なので、クレープ屋さんはあくまで手段の一つだと思っています。

 

マルンガイ(モリンガ)とは

マルンガイ(モリンガ)とは

 

ここで『マルンガイ』について簡単に解説を。
マルンガイとはフィリピンの現地の呼び名で
日本では『モリンガ』と呼ばれることが多い。

マルンガイはワサビノキ科の植物で
干ばつに強く、成長も早いことから
“奇跡の木”と呼ばれている。
東南アジアでは家のフェンスとしても使われることが多く
インドでは伝統療法のアーユルベーダでは
昔からハーブ療法として大切に扱われている。

フィリピンでは日常的にスープの具材として
食されており生活に馴染みのある植物だが
国連がマルンガイの効能にお墨付きをだしたり
近年健康食品として注目されてきている。

フィリピンのカフェチェーン店では
パスタに練りこんだり、スムージーに加えたりした
メニューが人気だ。

小尾さんはこのマルンガイを使って
フィリピンの農村部の貧困解決に
繋げられるようなことをしたいと話してくれたが
これは大いに実現可能なことに思える。

実際にWFP(世界食糧機関)は
マルンガイの栽培によって貧困層の収入源にしようと
ルワンダやハイチなどで支援実績があるし
JICA(国際協力機構)はマルンガイの栽培と商品化を
『中小企業海外展開支援事業』の助成先事業として
採択しているからだ。

クレープ屋さんを通して『不均衡さ』を失くしたい

クレープ屋さんを通して『不均衡さ』を失くしたい

 

そのマルンガイを使ったクレープ屋さんを通して
 
実現したいことってなにかな?

 

さっきもお話ししましたけど
一番は不均衡さをなくすことで
そのためには貧困を軽減することです。
 
日本で美味しく健康的なクレープを食べることで
フィリピンの農村部に住む
人々の貧困が軽減され、解決に向かう。
 
また、これまで知らなかった貧困問題などを。
クレープによって知り
クレープを食べる人の価値観が広がることにも
寄与できれば素敵だなと思っています。

 

小尾さんの話から良くでてくる
キーワードで私が気になるものが2つあった。

それは『貧困』と『不均衡』だ

 

もともと大学の授業がきっかけで
貧困問題などに興味を持っていました。
 
だけどそれは、
貧困層がかわいそうとか
助けたいとかというよりも不均衡さ
(食べ物が余っているのに、食べられない人がいる/裕福なのに貧困でものが買えない人がいるなど)
が気持ち良くないんだと整理しました。何かをどうにかしたいというよりも
それに取り組むことが楽しいとか。
今の状態よりはこうなった方がいいと
思って取り組むことが多いです。

 

先ほど

これまで知らなかった貧困問題などを。
クレープによって知り
クレープを食べる人の価値観が広がることにも
寄与できれば素敵だなと思っています。

と話していた。
なぜそこまで日本の人達に知って欲しいと思うのだろうか

わたしがそうだったように
知らない世の中ことを知るということは
その人の人生にとって
すごく価値のあることだと思います。
貧困のことを知ってもらい
助けてほしいというわけではなく
そこに興味を持ったり
どうにかしたいという感情が生まれるかどうかを
その人自身が知れることが価値だと思っています。

 

>そこに興味を持ったり
どうにかしたいという感情が生まれるかどうかを
その人自身が知れることが価値だと思っています。
 
これはとても素晴らしい考え方だし
正直尊敬しました。
 
だからこそ聞きたいんだけど
 
この『価値』にクレープ屋さんとして
どうか関わっていたいのかを教えて欲しいです。

 

ありがとうございます! 
 
わたしは、その『機会』を提供したいと思ってます。
 
私自身の大学の時の経験から感じているのですが、
ひょんな事(授業を受けるとか、クレープを食べるとか)
から、知らなかったことを知る
(貧困問題だけではなく)
こと自体も価値だし、
知ることによって
自分自身がそれに対して興味を持つのか持たないのかを
分かること自体も、すごく大事だなと思っています。

 

そうだね
 
自分自身で興味を持つか持たないかを
『選択』できる、というのはとても貴重な機会だと思うよ
 
例えば小尾さんが知ってもらいたいと思っている
貧困で苦しんでいる人達は
選択肢そのものが存在していないことが多いと思うから

 

興味を持つならその道で楽しく活動できるかもしれないし
興味を持たないと分かれば別の興味があることを探せばいいからです。
 
わたしはこの価値を作るために、
まずは多くの人に知る機会を提供したいです。
  
貧困問題とか食料問題とか、
自分から遠いことはあまり知る機会がないから
なるべくそれを身近なものから伝えたい
だからクレープとかまでに落としていきたいと思ってます。
 
伝わりますでしょうか、、?

 

 

もちろん伝わりますよ
 
クレープ屋さんを通して
貧困問題という知らない世界を知ってもらって
知った人に新たな価値が発生する機会を提供したい
 
ということですね。
 
本当に素晴らしいと思います。

『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。を受けてみて

『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。を受けてみて

 

 

今回
 
『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。
 
を受けてみてどうでした?
 
テーマはご希望にそって
 
『立地』と『ビジネスモデル』
 
について話しました。

 

まず立地のお話しは大変勉強になりました!
 
立地1.0、2.0についても
しっかりとわかっているわけではなかったので
とても勉強になったし
3.0についてはオリジナルと伺っていますが
確かに!の連続でした。自分の店との地域のお店や
団体の相性が良いかまで考えることは
出店の時に絶対知っておくべきだなと思いました。

 

カフェのビジネスモデルについてはどうだった?
 
カフェを経営する上での課題『低単価・低客数のカフェは
他のどの飲食業よりも店内売上の上限が低い』を前提として
じゃあどうするか、を話しました。

 

もともとビジネスモデルに興味があったので
今回例に出していただいたカフェなどは
どれもとてもおもしろかったです!
 
カフェって、
単純にそこに来てくれた人に商品を提供して
お金をいただく
と思っていたんですが
もっと奥深くシビアな世界だなと思いました。

 

他店から学ぶメニュー開発のアプローチは2パターンある

今回の話をする前に
 
クレープのメニュー開発の参考として
 
天ぷら屋さんを提案して案内したんですけど・・・
 
どうでした?

 

めちゃめちゃ面白かったです!
 
今回はクレープの生地にこだわりたい
 
ということで天ぷらの衣を味わいましたが
そうやって注目して食べたことがなかったので。
いろいろな新しい発見がありました。食べて
想像して
可能性がどんどん広がっていく感覚がありました。

 

看板メニューを作ったり
進化させるために他店から学ぶアプローチは

1 同業種店から総合的に学ぶ
2 他業種のお店から、ピックアップして学ぶ

の2つある。

クレープで例えると

1なら行くお店はクレープ屋さんで、総合的に参考にする

例えば、食べてみると自店のより皮の塩気が強い
なのでクリームの含有糖分は明らかに少ないのに
舌に残る甘さは際立つって記憶に残りやすい。
糖分を少なくできるので経費削減にも役立つ

みたいなアプローチのこと

今回天ぷら屋さんに行ったのは2のアプローチだ

考え方としては
小尾さんが

『生地にこだわった
生地を味わえるような
クレープを作りたい』

とのことだったので
普通のクレープだとどうしても
生クリームや具材が主役なお店が多いので

・小麦粉を溶かして使う
・加熱する
・何かと一緒に食べる

の3点に絞って天ぷら屋さんを参考店舗として推薦しました。

このアプローチは瀧澤の前職の
ラーメン業界に多い手法ですね。

とはいえクレープの単価で考えると
あまり高単価なお店よりは
リーズナブルな価格で
いい仕事をしているお店をチョイスしました。

ちなみに今回選んだのは
銀座の『天ぷらやす田』さん

銀座 天ぷらやす田 ランチ

銀座 天ぷらやす田 ランチ メニュー

 

銀座 天ぷらやす田 ランチ 天ぷら定食

 

大変美味しい天ぷら定食が
銀座の街で1000円しないで食べることができる
財布に優しい隠れた名店です。

ちなみに小尾さんが以前アルバイトしてた
仕事場のスタッフがたまたまやす田さんで
働いていたという偶然の出会いもありました(笑)

 

最後に瀧澤ってどんな人でした?

最後に瀧澤ってどんな人でした?

 

 

瀧澤さんはとても素直な素敵な方だと思います。

って、すみません、素直で上から目線でしょうか・・?笑
 
急にご連絡した私に快く対応してくださり
いろいろなご提案をしてくださりました。
 
私の考えていることや
感じていることに寄り添ってくれて
お話ししていてとても心地よかったです。
 
また、社交的でいらっしゃるので
お店の人ともすぐに仲良くなれたりとか
想像力も豊かでいろいろな角度で
一つのことを考えることができる点が凄いと思いました。

ありがとうございます。
 
ここまで褒められるとなんか照れますね(笑)
今回小尾さんと過ごした時間から感じたのは
・可愛らしい雰囲気とは裏腹に芯をもって自分と妥協無く向き合う人
・自分の理念を乗せる言葉を適切に選ぶことができる人
の2つでした。
自分に妥協無く向き合ってきたからこそ
貧困問題に興味を持った時
可哀そうとか助けたいという感情ではなく
不均衡さが気持ち良くないと
気づくことができるわけですし
(人によっては『貧困問題に興味ある』
で思考が止まる方もいるでしょう)
自分の理念を乗せるすべを知っているからこそ
『不均衡』という言葉を選んで
幾度も使うことができるのでしょう。小尾さんはクレープ屋さんをはじめるまでは
まだ少し時間があると思います。
もしかしたら、クレープ屋さんではないかもしれません。
もっと適切に『機会』を提供できる方法が
見つかるかもしれませんから。ただTABETEさんでインターンしてから
今まで小尾さんの行動には強い一貫性を感じます。なのでどんなスタイルにせよ
近い未来にきっと素晴らしい『価値』
を提供してる場を作ってくれることだと思います。その時に立ち会えるのが今からとても楽しみですね。

 『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。とは

今回小尾さんが受けられた
『カフェをはじめる』を机を囲んで話しましょう。
はスケジュールや場所をお互い調整して
最初にこちらで『カフェをはじめる』の話をして
それをネタにざっくばらんに話し合おう
がコンセプトです。セミナースタイルだと講師がスタンディングで
受講者が座って聞くというスタイルが一般的ですが
この場合はタイトル通り同じ机で座って話し合います。
興味ある方はこちらのページ
内容を詳しく説明していますので
ご一読いただければと思います。
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