カフェや飲食店のロゴやシンボルのデザインを作るor依頼する際の4つのポイント

     

カフェのロゴデザインを作るにあたり抑えるべきポイントが存在します。
カフェを開店すると
看板にショップカードにテイクアウトカップにと
お店の顔として活躍するロゴがあります。
自分に作るにせよ、デザイナーに依頼するにせよ
ただカッコイイデザインなら良いというわけではないのです。

カフェのコンセプトやターゲットをはっきりさせる

このロゴやシンボルは
誰にたいして
どんなイメージを持ってほしいか、
をはっきりさせます。
もちろんそのイメージはカフェ経営に直結するものでなければなりません。
こう書くと当たり前に聞こえるのですが、
ここが微妙にずれていることがよくあります。
『ロゴデザインで誰にどう思われたいですか?』
と問いに応えた後に
『そのロゴを見て来店した人はそのあとどんな行動をとりますか?』
の答えがさっきの答えと統一感があるか、
お客様の行動が連携しているか
がチェックポイントです。
コンセプトや事業計画の作り方については
カフェ・飲食店開業で繁盛店になる事業計画書の書き方
をご覧ください。

近いイメージのロゴやシンボルを集める

近いイメージのロゴやシンボルを集める

自分で作るにせよ、デザイナーに依頼するにせよ
自分が思い描くイメージと近いロゴやシンボルを集めてください。
Pinterest に『ロゴ参考資料』のボードでも作って
いいな、と思ったものを片っ端からピンしておくと便利です。

デザイナーさんと打ち合わす時にもとても役立ちます。

スタンプでも使いやすいものにする

スタンプでも使いやすいものにする

カフェをはじめて開業する時
資金が余裕がある状態で始めることができる人は多くありません。
なので、テイクアウトの袋、箱、包装紙、カップのデザインは
無地のものにロゴのハンコをスタンプして
節約してスタートすることが多いです。
このスタンプした後のことを想像して
デザインする、もしくは依頼してください。
ポイントは3つ

1 白黒や単色のスタンプになるのでそれでも伝わるもの
2 細い線で入り組んだデザインだとインクが滲んで潰れてしまい
  ロゴやシンボルがグチャグチャしてしますので、太い線でシンプルに。
3 隣の柄や線との間に余白をしっかり作る

このあたりは抑えたいですね。

(看板で使用する時)周りの景観に埋もれない色使い

(看板で使用する時)周りの景観に埋もれない色使い

これは看板オンリーの話なのですが
せっかくロゴやシンボルをデザインしても
周りの景観に埋もれてしまっては視認性が半減しまうので
そこをふまえた色使いが必要になります。
これはロゴデザインというより、看板の話なので
軽く触れるにとどめておきますが
例えば出店予定物件が
エイブル、スターバックスコーヒー、サイゼリヤ
に囲まれているなら緑は避けてたいところ、
どうしてもコンセプトの都合で緑になってしまうなら
周りの地の色を、緑にたいして映える色にすることで
景観に埋もれずに自店の存在をアピールすることができます。

以下参考になる店舗をいくつかあげますね。

Brigela(ブリジェラ) 清澄白河本店

清澄白河 プリジェラ

清澄白河 プリジェラ

『ブリジェラ』の店名の由来は
ブリオッシュ+ジェラート。
ブリオッシュにジェラートを挟んだものの専門店。
ブリジェラさんのロゴはこのイメージも伝えつつ
スタンプしても問題なく使えるシンプルなものになっています。

ROASTER(ロースター)高田馬場店

ROASTER(ロースター)

コーヒーとサンドイッチがメインのセルフスタイルのカフェです。
ROASTERの文字にコーヒー豆を合わせて、
シンプルだけど伝わるデザインです。
夜は暗がりの路地なのですが
白地にしているのと周りに明るい看板がないので
周りに埋もれず視認性も取れています。

 

あとこの記事はカフェのテイクアウトカップを
まとめた記事ですが、いろんなロゴやシンボルがあるで
覗いてみると参考になるかもしれません。

カフェのドリンクテイクアウト用カップデザインまとめ

 

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