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代官山のカフェ Holyさん
追記 2017年9月3日で12周年を迎えて閉店されました。
が、2017年9月22日に世田谷区自由が丘で
CUCINA SICILIANA URUGUSとしてオープンしました。
今回はカフェではなくレストランとして
場所もコンセプトも変えてのリニューアルスタートですね。
代官山駅から徒歩7分ほど
恵比寿駅から徒歩10分ほど
お店の数が少なくなり、だいぶ住宅街な雰囲気になってきたところにある
カフェHolyさん
メディアで調べて
カフェとでていたので
ちょっと小休止な気分で入ったのですが
これが嬉しい誤算でした。
カフェレストランの定義をひっくり返す調理スキル
お店の入ると結構中は広々してまして
そこからキッチンが見えるのですが
『このキッチン・・・
普通のカフェじゃないよな?』
そう思ってたところにメニューを見ると
カフェのメニューじゃない(笑)
頼んでみると、まぁ、美味しいこと美味しいこと。
まぁ、あまり美味しいばっか書いてたら
このブログの意味がないので(笑)
ホールスタッフさんのサービススキルもまた逸品
料理が美味しいのですが、それを引き立ててるのがサービススタッフの女性の方
その日のおススメメニューをしっかり把握していて
こちらの好みにあわせてメニューを提案してくれる。
料理と言いサービスといい、レストランレベルの水準なんですね。
レストランでもここまでのことをどれだけできるのか。
しかし、この実力をもっていてますが
それでもこのHolyさんはカフェで経営されています。
瀧澤もそれが正解だと思います。
本格レストランではなくカフェ業態にして正解だと思う理由
1 レストラン競合の多さ
カフェの中では文句なくTOPクラスのサービススキルと調理スキル。
とはいえ、ここは代官山。
近くに恵比寿・中目黒と実力派のレストランがしのぎを削る立地。
Holyさんの実力をもってすれば、まぁ、だいじょうぶだとは思いますが
それでも、なかなかの激戦区ですので経営という点で厳しい戦いになったかもしれません。
しかし、代官山の『カフェ』というフィールドなら
代官山はカフェの競合地帯でもありますが
この実力ならまず負けることはないでしょう。
2 カフェ業態だからできるフレキシブルな対応に高いサービススキルを活かせている
そして2つ目が、そのサービススキル。
言い換えるとホスピタリティの高さをとても上手に使っている点です。
実はHolyさん、ペット可、喫煙可なんです。
なのでカフェ経営する上でポイントになるのが
禁煙の方やペットを避けたい方とどう共存してもらうか
これって、一見難しそうなんですが、結構シンプルな解決法があって
双方どちらとも、お互いに気遣いあうことができれば、なんてことなかったりします。
その空気をここのスタッフさんは上手に作れそうな気がしますね。
ペット禁止、や喫煙禁止と行ったルールで解決するのではなく
お客様をご案内する席の場所や
その際の言葉の選び方
そしてなによりHolyさんでのゆったりとした時間。
瀧澤はたばこを吸いませんし、正直好きではありませんが
一度もたばこの煙が気になりませんでした。
そういう席配置で案内してくれていたのでしょう。
Holyさんの強みは
多種多様なお客様を同じ空間で心地よくすることができる
このスキルはたまに使うレストランよりも
普段使いのカフェの方が向いているのかもしれませんね。
Holyさんについてはnoteでも
料理畑出身のカフェオーナーさんならが真似できるポイントをじっくり解説させていただいています。
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