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『ワードプレスって何がいいんですか?』
このサイトが
『カフェ開業 SEO』『カフェ開業 ワードプレス(wordpress)』
で検索すると1位になることもあって
直接だったり、メッセージで
ワードプレスを始めていない人や
それほど活用していない人に良く聞かれます。
ちょうどいいので自分(個人事業主)視点と
クライアントさん視点(店舗経営)
双方の立場で書いてみました。
の前にワードプレスについてちょっと説明しましょうか。
ワードプレス(wordpress)とはなにか
ワードプレス(wordpress)とは
ブログ作成のプラットフォームです。
(他にjimdo、wixなどがありますね)
無料でも使えますが
独自でドメイン購入し、サーバーをレンタルして使うことを前提なのがほとんどです。
本来webサイトを作成、運用するには
HTMLやCSS、PHPにJavascriptといった専門言語を使う必要があります。
しかしワードプレスを使えば、専門言語の知識がなくても
wordやパワーポイントを使うように運用できる点です。
こう聞くと
アメーバブログといった無料ブログとなにが違うの?
と言われます。
無料ブログと比較した時のワードプレスの長所は以下の5つです。
・SEOで有利である
・独自ドメインによる信頼(著作権が自身に存在する)
・商業利用ができる
・カスタマイズが圧倒的に自由
・困った時に自分で対応できる
簡単に説明しますね。
WordPress(ワードプレス)の5つの長所
1 SEOで有利である
ここが一番の理由です。
いろいろ理由がありますがSEOで有利な理由を2つほど。
SEOの為の施策ができる
まんまですいませんが、ほんとそのまんまです。
具体的なSEOに対応した記事の書き方については
ワードプレスでSEOに対応するカフェ開業用ブログ記事の書き方
に書いてありますが、この記事の目次の
4 プラグイン『AII in One SEO PACK』を使ってSEOを実装する
5 アイキャッチ画像を設定する
6 画像を挿入する
7 適切にカテゴリーに振り分ける
7.1 カテゴリーは計画的に
8 章決めと目次作成
8.1 プラグインTable of Contents Plusで目次を自動作成する
8.2 『見出し』でブログの記事を階層分けする
が無料ブログではほとんど不可能です。
ちなみにSEOの施策はこれ以外のパターンももちろんありますが
その場合も無料ブログではほとんど対応できないのが現実です。
全く同じ記事を書いた場合
Google検索でこの差は圧倒的なものになります。
ちょっと専門的なことを書くと
アメブロのHTMLやCSSがgoogle的に決して読みやすいものではないと
周りのwebマスターから聞いてます。
無料ブログ内バトルロワイヤルがない
無料ブログで作成した場合アメーバブログを例に出すと
ドメインはアメブロのものなので
Google検索からは
『アメーバブログ内にある1つのページ』
扱いになります。
するとGoogle検索のルールで
『同一キーワードから表示される同じサイトのページは3つまで』
というものが昔ありました。
例えば
『麻布十番 チーズケーキ』
のキーワードでGoogle検索に表示されるには
まずアメブロ内で勝ち上がって
『表示される3つ』に残らなければなりません。
海老蔵さんなど影響力のある芸能人が
欲しい検索ワードをたまたま使っていいある場合
それで貴重な1枠が埋まってしまいます。
アメブロ内バトルロワイアルに勝ち残る必要がでてくるのです。
そこで3枠に入れなかった場合、
Google検索に表示すらされないというものです。」
このルールなんですが
グーグルのジョン・ミューラー氏が、2017年にこのようにコメントしてます。
https://twitter.com/JohnMu/status/867134297915961344?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E867134297915961344&ref_url=https%3A%2F%2Fwebtan.impress.co.jp%2Fe%2F2017%2F06%2F02%2F25926%2Fpage%2F1
昔のグーグル検索では、同じドメイン名のサイトからのページが1つの検索結果に出る数を2件に制限していた時期があった。しかし、今はその制限は存在しない。
こう言っています。
ですが、そうなると
ドメインパワーやgoogleから評価が高いサイトのページだらけ
という事態が起きるはずですが現在ほとんど起きていません。
具体的には
『地名+メニュー』を入れると
1P~2Pを全て食べログとRettyで占拠する、
のような事態ですが、現実に起きていません。
色々調べてみたところ
関連性が認められるコンテンツがそのサイト以外に見つからない場合には
同一サイトから複数の結果が同時に表示されることがありうる
というのが実際のところのようです。
なので、Google検索エンジンの同一キーワードに他のサイトの競合がいる場合
(いない場合なんてほとんどないと思いますが)
『無料ブログ内バトルロワイアル』
はまだ存在するとみて良さそうです。
2 独自ドメインによる信頼(著作権が自身に存在する)
ドメインについては
【初心者用】カフェ・飲食店のHPやブログ用ワードプレス開設初期設定手順の『ドメインとは?を簡単に説明』
でさっくり説明していますがさらに簡単に言うと
ドメインとはインターネット上の住所(みたいなもん)
でいいと思います。ちなみにサイトやブログが家です。
で、その住所が自社のものか
それとも借りているのかが住所でわかるようになってます。
本当の家や会社なら賃貸なんて普通ですが
web上だとドメインを取得しサーバーを借りるのに必要な金額は
年間で2万円もかかりません。
また独自ドメインを取得することで
メールアドレスも取得することができます(Gmailやyahoomailのようなフリーアドレスではなく)
なので、独自ドメインで運営しているかどうかは
『その事業や活動に本気で取り組んでいる』
最低限の証明と言えます。
またこれはアメーバブログで実際にあったことですが
借りているドメインだと借主の都合で記事が消されたり
ブログを使用している記事や写真が勝手に使われるということが起こります。
(詳しくは検索してみて調べてみてください)
自分が書いたのに?と思うかもしれませんが
利用規約に
『著作権はサイバーエージェントに属する』
に類する文が書かれていて、同意して利用している以上仕方ありません。
自分で書いた文や撮った写真、
そしてそれを掲載するブログは立派な資産です。
無料ブログでレンタルして運営するということは
この資産がなくなるリスクがある
ということです。
その資産とはここやこの後に書いてある
経済的・時間的・そしてなにより信頼や信用のことです。
3 商業利用ができる
ワードプレスを使い独自ドメインで運営しているなら
どんなにビジネス利用しようと問題ありません。
好きなように使えます。
そして無料ブログ、ここではアメーバブログにしますが
『悪質な』商業利用を禁止しています。
この『悪質な』の定義が難しいところで・・・・
この定義しだいであっさり記事が消されてしまいます。
現にちょっと前に予告なしに消していますし。
とはいえ最近アメーバブログと連携できる
スキル販売型プラットフォーム
REQU(リキュー)をスタートさせているので
昔ほどは商業利用に対して厳しいわけではなさそうですけどね。
とはいえ、独自ドメインを取得してビジネスするよりかは
手間もリスクもかかることは間違いないです。
4 カスタマイズが圧倒的に自由
ワードプレスを利用する場合
サイトのデザインの変更はすべておいて認められています。
隅から隅まで一から完璧に手作りとなるとHTMLやCSSといった専門的なスキルが必要になりますが
ワードプレスには『テーマ』という外観テンプレートがありまして。
有料無料膨大な数ありますので、そこから好きなものを選べますし
テーマによってはそのテーマ内でまたカスタマイズが可能です。
・商品ページを記事ごとに下に表示させたい
・お問い合わせページは常にページ上部にある。
・1枚のビジュアルで閲覧してくれる人に訴えたい。
すべて対応可能です。
また『プラグイン』という機能拡張ツールがあります。
スマホでいうアプリみたいなものですね。
決済機能をつけたい
SNSへ誘導させたい
バックアップを定期的にとりたい
悪質なスパムからガードしたい
テキストがわからなくてもSEO対応したい
画像を軽くして表示速度を速くしたい
これは全て可能です。
またそれ以外の多種多様な機能を設置することができます。
またそれ以外にも
twitterやFacebook、youtubeといったの投稿の埋め込みや
ブログカードの作成
Google検索エンジンでのタイトルやあらすじの作成
Googleアナリティクスやサーチコンソールとをはじめとする各種解析ツールとの連携など
できることを上げたらきりがありません。
つまり自社や自分の目的に合わせて自由にカスタマイズできるのです。
それに比べて無料ブログでは記事テンプレートはほとんど固定で
見た目も同一ブログと似たり寄ったりになりますし
目的に沿ったカスタマイズはほとんど不可能です。
『ここをこうできたらもっと良くなるのに!』
ができるのがワードプレス、
できないのは無料ブログです。
5 困った時に自分で対応できる
ワードプレスは世界で一番使わているプラットフォームです。
言い換えれば、多くの人のいろんな事例が存在します。
その結果ワードプレスを使用して起こるほとんどのトラブルは既に解決済みです。
そしてそれはほとんどGoogleで検索すれば解決方法がでてくるということです。
なので、わからないことや想定外のことが起きた場合
9割は検索して解決方法を見つけて自分で対応することが可能です。
もしくは解決不可能、ということが明確になります。
(解決不可能とわかれば他の解決法を探すしかない、とはっきりします)
無料ブログは、機能トラブルが起きた場合
カスタマーセンターに問い合わすしかない場合がほとんどです。
WordPress(ワードプレス)でSEO対策をして受けた9つのメリット・ベネフィット
ワードプレスの長所はわかった。
で、どんなメリットがあるの
ですよね。
ここからはワードプレスを使用して
ワードプレスでSEOに対応するカフェ開業用ブログ記事の書き方
の内容でSEO施策を実践している前提の記事になります。
1 お客様が増える(仕事が増える)
まずなによりこれです。
おおまかに分類すると
・お客様にこちらの存在を気づいてもらうことができる
・来店したくなる・仕事を依頼したくなる
の2つです。
お客様にこちらの存在を気づいてもらうことができる
検索エンジンに強くなる、ということは
自店や自身を知らない人に、知ってもらうことができる。
ということです。
例えばお店を出店した時に
『地名+食べ物のジャンル』で検索した時
食べログが強いのは事実ですが
そのワード以外にもお店を知ってもらうきっかけが他に無数に存在します。
例えば
『神楽坂 雑誌が読める』
で検索すると
本屋さんなどに交じって
1p目の2番目に『TIMES CAFE』さんがでてきます。
神楽坂で雑誌を読みたいという需要に対して
アピールすることができ、来店に繋がります。
またこのサイトも
『カフェ開業 Webマーケティング』
『カフェ開業 SEO』
で検索すると1p目の1位にきますので
そこからこのサイトに来て下さる方は毎日いらっしゃいます。
来店したくなる・仕事を依頼したくなる
さてこのページを見ている方で
『自身を知ってもらうこと』
がゴールの方はいないのではないでしょうか?
その後に
『お店に来てもらうこと』
『席予約をしてもらうこと』
『お問い合わせをいただくこと』
『資料請求してもらうこと』
『商品を販売すること』
など確固たる目的があるはずです。
そこで大事なのが
知ってもらった後にこちらが望むアクションをとってもらうこと
です。
ここでカスタマイズが圧倒的に自由なワードプレスなら
・どの記事からも『アクセス』のページのリンクがある
・お店の予約を『電話』『予約フォーム』『SNS』からと顧客が使いやすいものに合わせて対応する
なことはもちろん
・シズル感をそそるメニュー写真で来店動機を煽る
・楽しそうに働いているスタッフの写真で安心感を作る
・仕事中の写真や業務内容を説明することで、依頼までのハードルをさげ成約率をあげる
ために写真の配置・大きさ・トリミング
も思いのままですし
・その場でカード決済
・BASE等販売サイトとの連携
で、買いたいと思ったその時にお客様を逃さない仕組みも作成するなど
知ってもらった後に
来店したくなる、依頼したくなるようなアプローチをすることができます。
結果、来客数・仕事の依頼や注文の数が増えることになります。
2 自身が動かなくても店舗来店や仕事の問い合わせがくる
SNSでTwitterやFacebookの発信は一瞬の拡散力は強いですが
その時間がたつとその情報が日の目をみることはほとんどありません。
またinstagramはまだ投稿が消費期限は長い方ですが
1ヶ月を境に過去の投稿の影響力ががっくり落ちます。
つまりSNSは発信し続けなければいけないツールと言えます。
それと比べて
ワードプレスでSEO、検索エンジン上位表示された場合
こちらは何もしなくても勝手にに新しい人を引っ張ってきて
自動でこちらが提供したい情報を相手に提示し
そしてお問い合わせや販売に繋がることになります。
例えあなたが体調を崩して休んでいようが
休暇をとって旅行に行こうが
ワードプレスで作ったサイトは
知らない人に認知してもらい
必要な情報を提供し
お店に誘導したり、商品決済を終えたりといったことを
コツコツ実施し続けてくれるのです。
ここまで行くには手間と時間はかかりますが
そこまで行ったら
こちらが何もしなくても集客と売上を自動で作ってくれるのがワードプレスです。
3 収入が増える・単価が上がる
上の
1 お客様が増える(仕事が増える)
2 自身が動かなくても店舗来店や仕事の問い合わせがくる
の結果当たり前なのですが
仕事の数が増えるので収入が増えます。
また
ワードプレスで
適切な情報を顧客に正確に届くようにできるので
メニューの適切な金額に値上げしたり
仕事の内容をよく知ってもらうことでふさわしい金額に単価をあげることも可能です。
4 ECサイトで結果がすぐにでる
webで販売をしようとした時
自分のHPに設置するにしろ
BASEやcoconalaといった販売プラットフォームを使うにしろ
結果が出るまで時間がかかります。
しかしワードプレスでSEOで強くなっていれば
そこを流入元にして一定数の集客をすぐに見込むことができます。
結果売上が立つのが早くなります。
販売プラットフォームによっては
自分で集客して販売した場合と
プラットフォーム経由で販売した場合に手数料が違う場合もあります。
例えば、動画販売プラットフォームudemyは
自分で販売した(特定のURLから販売した場合)手数料は10%ほど
udemy経由だと50%ほどとと、大きく変わります。
5 GoogleADsenseの審査に通る
GoogleADsenseとはGoogleが運営する掲載広告提供サービスです。
GoogleADsenseの広告を自分のサイトに貼ってクリックしたら広告料が入る仕組みです。
この審査がなかなか厳しいのですが
ワードプレスで独自ドメインを取得しサーバーをレンタルして
然るべきサイト運営すれば審査に通ります。
ちなみに無料ブログは100%審査に通りません。
(3年前まではまだ通っていたみたいですが)
6 GoogleADsenseからの収入が増える
GoogleADsenseはサイトのPVが多ければ多いほど
広告収入が増えます。
なので、SEOに強ければ当然広告収入が増えることになります。
この前にも書きましたがSNSと違いSEOは一度掲載されてしまえばその効果は長く持続します。
だいたい2~3年と言われています。
定期的にリライトしていれば半永久的に持つでしょう。
つまりGoogleADsenseが審査の通り広告を設置すれば
何もしなくても自動的に広告収入が入ることになります。
7 アフィリエイトからの収入が増える
アフィリエイトとは、
サイトに広告を貼って、販売されたり、資料請求だったり
条件を満たすと売上になるものです。
自分も仕事でSEOをやっているので、ついで程度にやっていますが
月、6000~9000円の収入になってます。
今月(2018/7)の振り込み予定額は6,429ですね。
これも基本SEOで集客してからの売上なので
自動的に入ってくる感じですね。
年間レンタルサーバー代、ドメイン代を払っても十分お釣りがくる金額です。
アフィリエイターさんみたいにこれでがっつり稼ぐなら別なんでしょうが
ちょっと収入を増やすくらいならSEOがしっかりしていれば十分対応できます。
8 なにかとスムーズに話が進む
ちょっと収入とは話の方向性が変わりますが
サイトに相手の欲しい情報がしっかり記載されている場合
お店のコンセプト・売りやお勧めを理解してオーダーしてもらえたり
既に目を通してからミーティングしてもらえたりと
1から説明する手間が省けて時間の短縮になります。
言い換えれば共通理解が多い状態になるので全ての物事がスムーズに進みます。
瀧澤もブログからお問い合わせをいただいてすぐにお仕事をご依頼いただくことがたびたびあります。
9 信頼される
『Google検索エンジンで1位で掲載されています』
『1P目に表示されています』
はそれだけでそのキーワードに対する専門家と認識されて
相手からある一定の信頼されます。
事実1Pの1位はSEO対策だけでなく
その分野に対する知識も豊富でないとなかなか難しいものです。
その知識の豊富さの証明として昔は出版などがありましたが
今はSEOでもその証明ができる時代になっています。
ちなみにブログを書いていたら出版依頼なんて話はゴロゴロあります。
wordpressの長所とメリットの解説は以上です。
実際にwordpressを開設・設定したい方はこちらの記事へどうぞ
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