Contents
体力勝負の飲食業
料理を仕事にする覚悟のもとか
来てくれるお客様の笑顔のためか
自分の人生の変糧を得る手段として飲食店舗を開業する
それはとても素晴らしいことだと思います。
ただ共通するリスクがああります。
それは体力勝負なこと
あなたが倒れたら、お店が止まってしまうということです。
つまり他の職業に比べて明らかに体力的にハードなこの仕事。
倒れる、ということは極めてありうるリスクと言えます。
そして倒れたら、ご自身の経済状況が困窮するのはもちろんですし
あなたのお店にきているお客様が困ってしまうのです。
では、どうすればいいか。
店舗経営による飲食提供ビジネスモデルの他に作るんです。
なにを、ストックビジネスを。
ストックビジネスとはなにか?
株式会社アットオフィス代表取締役社長で
『ストックビジネスの教科書』の著者
大竹啓裕さんが仰るには
ストックビジネスとは
①継続的に収入になる
②売ることができる
の2つが定義だそうです。
そして、あなたが倒れたら収入がなくなるという
ビジネスモデルはストックビジネスとは言えないのです。
飲食店の基本のストックビジネスモデル
この2つの定義で飲食店が一番実行しているのが
多店舗展開というビジネスモデル
自身ではない誰かに店舗を任せているので
あなた個人が倒れても別店舗からの収入で賄えますし
あなた無しで回っている時点でその店舗は
他の誰かに資産として売ることもできるので
ストックビジネスと言えます。
多店舗展開のリスクとは
多店舗展開のリスク、
それはリスクだらけのカフェ開業でいかに生き残るか
にも書きましたが
利益率が低いという問題が解決されていないこと
つまり、どこか1つの店舗が大赤字、
もしくはトラブルで損害が出た時に
あっというまに全店舗経営が危うくなりかねない、ということです。
多店舗展開以外のストックビジネス
多店舗展開以外のストックビジネスモデルをいくつか紹介します。
賃貸契約型
なにかを賃貸することで収入を得るタイプです。
カフェの壁を貸して絵をかけて、時間貸し制にするのは
壁の場所代な扱いになりますし
カフェのスペースを貸してイベントをしてもらって
スペース代をもらうのもこれにあたります。
会員制型
年間いくらや月額いくらの会員制にして
会員は特別なサービスを得られる、という仕組みです。
会員オリジナルメニューや特別な貸し切りプランなど
どこで差をつけるかがポイントになります。
消耗品購入型
なにかを定期的に購入してもらうことで
収入を得るタイプです。
カフェのスタンダードなパターンは
珈琲の淹れ方教室を開催してお客様に
珈琲の淹れ方をマスターしてもらって
その際の珈琲豆を自店から購入してもらう、というパターンです。
一回購入した後にいかに囲い込めるか、がポイントになります。
コメント