カフェをはじめる方、すでにはじめている方
またカフェ以外の飲食店をサポートさせていただいて
今年で8年目になります。
色々な形で関わらせていただきましたが
その中で一番多かったのが
『事業計画書作成サポート』
のお仕事の依頼です。
CafeSKの『事業計画書作成サポート』とは
弊社が作成したフレームに沿って
カフェ開業の事業計画を作成していただき
それをもとにフィードバックする形の
サポートサービスです。
私が実際にカフェや飲食店で働いた経験
ご相談を受けてお仕事をさせていただいた時の経験
また多数の知り合いのお店のお話しや
インタビューさせていただいた方から
お店が失敗した理由をピックアップし
その理由を徹底的に潰すことを目的としています。
もちろん日本政策金融公庫や銀行など
融資担当者にも提出可能です。
フレームの課題に沿って作成すれば
自然と今現在のお店をする上で
ストロングポイントとなりうる箇所
これから課題として準備するべき箇所
がはっきりするように作成されています。
言い換えると
『対策することなく開店してやはり失敗した理由を、
開店前に明確に課題として把握し準備することができる』
のです。
そして新しい潰れる理由を1つ仕入れる度に
フレームは更新され続けていきます。
その1つ1つの積み重ねで
この事業計画書作成サポートは作られています。
世間の開業成功本でよく見かける
『開店して成功するたった1つのこと』
『カフェをこれだけやれば失敗しない3つのこと』
なんて耳障りの良いことは言いません。
必ず売れる絶対法則なんてありませんから。
有効な施策を漏れなくすべて実施することが
カフェをスタートした後に
何年も続くお店になることができるのです。
変化していくサービスの意義
この仕事をはじめた6年前
初期一番多くご依頼いただけたのは
『カフェ開業フルサポート』
のコンサルティングでした。
そのお仕事をさせていただく中で
特に飲食業を経験されている方に感じたのが
フルサポートで入らなくても大丈夫じゃないか?
でした。
ただコンサルティングをスタートして
その方のスペックや事業計画の全貌がはっきりして
初めてそれがわかることがほとんどでした。
フルサポートで入ってくれた方が
精神的に安心だから!と
言っていただけることもあり
大変ありがたく思っております。
とはいえ、ご依頼の時点では
本当に精神的に安心以外でも
フルサポートが必要なのかどうかを判断するために
コンサルティングをご契約いただく前に
相当量のヒアリングシートにお答えいただくのですが
それでも判断しきれないことが多いのです。
事業計画作成サポートで『どこまでコンサルティングとして入るかを見極めること』が可能になった。
この事業計画作成サポートは
事業計画をフレームに沿ってクライアントさんが作ります。
その答えはやはり
得意なところや普段から意識して
インプットアウトプットしている箇所は
しっかりとした濃い答えですし
弱いところやそもそも意識していない箇所は
答えが薄くなります。
その濃い薄いに基づき
丁寧にフィードバックしていきます。
大事なのはこの時点で
どこかが弱くて
どこが自分が気づいていないかが
体験でわかることになるので
それに基づいて自分で準備することができる
ことが重要なのです。
理想を言えば、弊社がコンサルティング
もしくは他のサポートを有償で依頼する方が
ベストなのでしょうが
繰り返しますが一番大事なのは
『これが課題であるとわかること』
それに対する課題の解決方法は
開業前なら試行錯誤すればなんとかなります。
(試行錯誤する行動のベクトルについては
事業計画作成のフィードバックの際に
しっかりお話しさせていただきます。)
この事業計画書作成サポートを整えた結果
クライアント様のコンサルティング費用を
抑えることが実現することができました。
コンサルティングもしている身で
あえて書きますが
コンサルティングなんてやらないにこしたことない
のです。
初期投資額をExcelで確認していて
『コンサルティング料 432,000』
ってあるとでかいなぁ、
って思いますもの。
こう書きましたが誤解しないでいただきたいのは
カフェ開業サポートのサービスそのものは
サービス内容に対し適切に価格設定させていただいています。
下の記事のことをほぼ網羅してサポートさせていただいております。
詳しくは一読してみてください。
失敗しないカフェ開業スケジュール表 ~準備とやること~
ただ、やっぱりすべて網羅してサポートする必要が
無い方もいらっしゃるんですよね。
特に飲食業をしっかりと経験されている方。
そんな方に過剰にコンサルティングをすることで
払わなくて済んだお金がどこかのタイミングで
お店を追い込むことになってしまうかもしれません。
なのでこの事業計画作成サポート
をやっていただくと
ここ部分とこの部分でサポート入れば良いので
金額は〇〇円で大丈夫ですよ
という提案を自信をもってできるようになりました。
もしその後に追加でコンサルティングが必要になったら
その時に対応すればいいだけの話ですから。
ちなみに事業計画を作成した上で
必要なことが多いのが
『立地調査・物件調査』
のサービスです。
理由は単純で
『立地・物件を選ぶことに関しては初めての方がほとんど』
だからです。
実力も資金も全く問題ないのに
立地を
『駅の名前』『駅からの距離』『家賃』
だけで選んでしまったがために
苦労し続けているお店を
数え消えれないほど見てきましたから。