メルセデス・ベンツ・コネクションから読み取る最初の一歩の重要性

     

メルセデス・ベンツ・コネクション

メルセデス・ベンツ・コネクション cafe

東京ミッドタウンを乃木坂方面に歩くとすぐある
メルセデス・ベンツ・コネクション
天井高く、開放的かつシンプルなデザインはベンツにふさわしく
六本木界隈ではリーズナブルかつセンスもよくとても使い勝手がよいカフェです。
利用者側としては、メリットだらけのカフェ
世界に名だたる自動車メーカー、メルセデスベンツ側の『カフェ』をするメリットとはなんでしょうか?

メルセデスベンツがCafeをする理由

1階はカフェ以外にもグッス販売、2階にはレストラン経営もしているようです。
が、六本木の一等地にこれだけの敷地。
カフェ・グッズ・レストランの売上をどれだけ集めたところで元は取れません。
では、メルセデスベンツサイドはなんのメリットがあってこの場所を運営しているのか?
すべては自動車を売るための布石なのです。
写真はカフェからの眺めですが、視線の先にはあのベンツが!
もっと近づいてみることも可能ですし
希望者は試乗もできるそうです。

メルセデスベンツ カフェ

自動車のビジネスの弱点をカバーする

自動車をビジネスモデルで見ると
一回売れた時の売上高は大きい、
しかし、購入人数は少ないのが特徴です。
さらに、車のショールームに来るのは、ある程度車を買う算段ができている方ばかり。
逆に言うと、買う予定が無いとショールームって入りにくい。
つまり、まだ車を買うつもりが無い人への潜在的アプローチが非常に難しい業種なのです。
それが高級車のメルセデスベンツならなおさら。
そこをカバーすることがメルセデスベンツコネクションの役割です。
リーズナブルにメルセデスベンツを知ってもらえるスペースを作ることで
将来の顧客に繋げようという戦略です。
言い換えれば、カフェやレストランは赤字でもよいのです。
これはベンツを売るための広告費なのですから。
ちなみに、これ出すは知ってもらえればどこでもいい、というわけではありません。
出店場所を間違えればリーズナブルなカフェ利用のお客様だけで、高級車販売に結び付きません。
そこでベンツを買う可能性が高そうな人が集まる土地と目星をつけて六本木に出店したわけですね。

 

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