カレー専門店が少ない現状から読み取る現実

 外食産業での「カレー」の市場
カレー専門店の市場規模は約890億円、店舗数は約1500店ほど。
他の外食産業と比較すると
カフェ業態が市場規模5000億 店舗数12万5000店
ラーメン業態が市場規模5560億、店舗数3万5000店
焼肉が市場規模約5200億円、約1万6000店
宅配ピザ店同約1260億円、約4000店
であることをふまえると、
国民食、と言われる立場にしては結構小さいイメージですよね。
しかも、そのうちの7割以上をCoco壱番さんとゴーゴーカレーさんで占めているという事実。
ここから浮かんでくるのは、家庭では作りやすいカレーだが
いざ専門店にするとハードルが高い、という事実。
原因は結構シンプルで
よほどのスパイス調合スキルや調理スキルが無いと

他のカレーとの違いがわかりにくくなってしまう
という点だ。

特に日本のカレーの『ルウ』の完成度たるや恐ろしいレベルなのだから。
とはいえ、実際カレーで繁盛している店舗の調査や
クライアントさんのところでカレーのメニュー開発もした経験から
繁盛するカレーに共通することが多い6つのポイントが存在します。

繁盛するカレーに共通する6つのポイント

1 最低2段階の味の変化がある

カフェやカレー専門店で人気のあるカレーは
辛さ以外の味を感じられることが多いです。
一番多いのは
甘味→辛み
ですね。
欧州カレーや日本の一般的なカレーは
フルーティな甘味からの辛みがくるタイプ。(ボンディさんとか)
タイやインドなどアジア圏のカレーだとココナッツミルクなどの甘味だったり。
他にも
甘味→酸味→辛み
甘味→苦み→辛み
甘味→旨み→辛み
など、パターンが多いです。
甘味がないパターンだと
旨み→辛み
とか。
でも意外に少ない、というかこれが一般的な日本のカレーの味わいかも。

2 辛さ対応をしている

メニュー辛さを調整できるお店ですね。
日本人てピリ辛がすきな方多いので
ちょっと辛め対応ができるお店は愛されます。
あと、控えめ対応も。

3 軸となるスパイスが決まっている

始めにも書きましたが、
スパイスが複雑になればなるほどマイルドにまとまった味になる。
つまり、ルウに似通ってきます。
もちろん、スパイスにホントに精通している方なら別ですが、これを防ぐのはなかなか大変です。
核となるスパイスを2~3種類に絞って個性的なスパイス感
をだしているカフェの方が
食べ手に違いがわかりやすく繁盛しやすい傾向にあります。

4 ルウやスパイス以外のこだわりがある

うちは農家産直増のゴロゴロ野菜が自慢ですよ!
噛むととろける煮豚が売りですよ!
といった、
カレー本体以外のこだわりがあるお店
のカレーは
食べ手が口コミしやすい、というメリット
あり評判になりやすいです。

5 香りを売る

カレーの香りは日本4大(焼肉、焼きサンマ、鰻のかば焼き、カレー)お腹が減る匂いです。
窓のそばや換気扇の下にカレーを置くことで、外にカレーの香りを届けることで食欲にもろに働きかけます。
とはいえ、ご近所から苦情がでないように気を付けて下さい(笑)

6 彩がある

基本カレーは、ルウの色は黒から茶
あとは、ご飯の白か、ナンのクリーム色かと彩にかけます。
そこに野菜かなにかで色鮮やかにしてあげると視覚的にシズル感を刺激し
また写メしたくなります。

カレー 彩カレー 神保町タケウチ 
写メしたくなる盛り付けにする、というのはSNSを販促ツールに使うなら必須の考え方になります。

note登録
おすすめの記事